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IT起業家たちの子ども時代をのぞいてみよう! マーク・ザッカーバーグ編



IT起業家の子ども時代をのぞいてみよう!2回目はFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグを取り上げます。前回のスティーブ・ジョブズに憧れていた彼は、いまでは二児の父親となりました。家族のために育児休暇を積極的にとるなど、ひところと比べてもやさしい表情になったザッカーバーグは、どんな子ども時代を過ごしたのでしょうか。

1. SNSで個人の価値や信用を築く時代

SNSが生活の中に広く浸透しています。家族や友人への連絡は、SNSのメッセージ機能からという人も多いのではないでしょうか。使っているSNSもさまざまで、趣味はInstagram、雑談はTwitter、仕事やイベントのお知らせにはFacebookと使い分けている人もいれば、1つに絞っている人もいて、多種多様に楽しんでいます。
一時は「SNS疲れ」が取り上げられることもありましたが、個人の価値や信用をつくるものとして、あらためてSNSが注目され、運営各社も整備に乗り出すなど、個人・企業とも戦略的に利用する人が増えています。
SNSのなかでも実名で登録するFacebookは、信頼性の高いSNSです。そのFacebookを大学時代につくったザッカーバーグは、子どもの頃からプログラミングに夢中でした。それでは、マーク・ザッカーバーグの子ども時代をのぞいてみましょう。

2. 企業家たちの子ども時代をのぞいてみよう!マーク・ザッカーバーク編

ザッカ―バーグは、全米ではニューヨークの次に居住費の高いホワイト・プレインズで育ちました。日本でいえば、港区でも自然豊かな広尾あたりを想像するとピンとくるのではないでしょうか。父親は歯科医、母親は精神科医という医者の家庭に生まれたザッカーバーグは、4人兄弟のたった一人の男の子でした。家は近所でも大きい方で、両親のオフィス兼自宅でもありました。ここまで読むと「なんだ、ただの金持ちで恵まれた人なのか」とがっかりするかもしれません。しかしザッカーバーグの両親は、つつましく暮らし、モンテッソーリを取り入れるなど、子どもたちをしっかりと育てました。そして自ら進んで学びたいというものについては、どんどん学ばせています。
父親は自宅の地下に歯科診療所を開業していました。大きな水槽にはたくさんの魚たちが泳ぎ、地元では「痛くないドクターZ」として知られています。患者が求めるものや、リラックスできる環境づくりなど、本当に必要されているものを考え抜く視座はザッカーバーグにも影響しています。

3.プログラミングの原体験は父親のコンピューターから!

マーク・ザッカーバーグは、子どもの頃、父親が買ったコンピューターに興味津々でプログラミングをすぐに覚えました。そして、自宅と両親のオフィスで連絡できるメッセージツールをつくります。
最近『ふりがなプログラミング』という書籍(発行元:インプレス)が「とてもわかりやすい」と評判になっています。ソースコードにふりがなが振られ、やさしい解説まで書かれた本です。
ソースコードは英語で書かれているので、意味がわからなくなり途中で投げ出すケースも少なくありません。その英語が何を意味し、そのコードでどう動くのかが理解できれば、プログラミングが楽しくなり、上達スピードも速くなります。ザッカーバーグとプログラミングとの出会いは、父親のコンピューターが原体験だったのですね!
プログラミングと英語を一緒に学ぶことは、相乗効果となります。2つを同時に学ぶことは、大変おすすめなのです。

4、実はコミュニケーションは苦手だった?

彼は、頭脳明晰で成績はつねにトップだったため、友人たちとの会話も次第に退屈になります。高飛車な言動で周囲とのコミュニケーションがうまくとれません。このあたりは、ジョブズと共通した天才ゆえの悩みかもしれません。しかし、ハーバード大学でできた友人とは腹を割って何時間も話し合ったといいますから、人間関係は難しいものです。
Facebookの原点は2者択一の「どっちを選ぶ?」といったランク付けのプラットフォームでしたが改良を重ね、いつの間にかコミュニケーション・ネットワークとして絶大な人気を誇るSNSとなりました。
IT起業家には、経営のプロが支援しているケースがほとんどですが、ザッカーバーグは一人苦悩しながら会社とともに成長しました。気難しく神経質だったザッカーバーグは、会社が大きくなるとともに、穏やかな表情が増えていきました。
尖った天才たちのコミュニケーション力は、社会にもまれて、失敗や批判にさらされたり、恥をかいたりして、体験総量をどんどん増やしていくことしか解決法がないのかもしれません。そして、それは天才に限ったことではないでしょう。

まとめ

いかがでしたか。Facebookは年長者の男性ユーザーが多いという印象があるかもしれませんが、意外に若者も多く利用しています。年代問わず、役立つコメントがたくさんあります。また、2012年にFacebookが買収した当時のInstagramは、「社員13人で売り上げはほぼゼロ」だったといいますから、いまの人気を見るにつけ、その先見性には驚かされるばかりです。
新たな戦略を探り続けるマーク・ザッカーバーグ、これからも挑戦し続け、私たちに便利なツールを提供してくれることでしょう。

この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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