
「教室が多すぎて、どう選べばいいのかわからない」。小学生のプログラミング教室を探し始めて、まずここでつまずく方は多いのではないでしょうか。
選び方は「①目的を決める → ②形式を決める → ③基準で比べる」の3ステップで考えるとシンプルです。この記事では、この順番に沿って、通学とオンラインの比較から失敗の避け方までを整理しました。
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- 1. 小学生のプログラミング教室選びは3つのステップで考えるとうまくいく
- 2. ステップ1:子どもに何を学ばせたいか目的を決める
- ・プログラミング的思考や考える力を伸ばしたい場合
- ・ゲームやものづくりへの興味を伸ばしたい場合
- ・プログラミングを本格的に学ばせたい場合
- 3. ステップ2:通学とオンラインのどちらが家庭に合うか決める
- ・「個別指導」「集団授業」も要チェック
- ・オンラインでもスキルは身につく?
- 4. ステップ3:候補の教室を5つの基準で比べる
- ・教材と学べる内容が子どもの興味に合っているか
- ・料金が無理なく続けられる金額か
- ・講師の質とサポート体制
- ・レベルと学習ペースが子どもに合っているか
- ・体験授業で相性を確かめられるか
- 5. 教室選びでよくある失敗と避け方
- 6. AI時代にプログラミング教室へ通う意味はあるのか
- 7. まとめ|気になる教室が見つかったら無料体験で確かめる
小学生のプログラミング教室選びは3つのステップで考えるとうまくいく

小学生のプログラミング教室選びは、次の3つのステップで考えるとうまくいきます。
- ステップ1:子どもに何を学ばせたいか、目的を決める
- ステップ2:通学とオンラインのどちらが家庭に合うか、形式を決める
- ステップ3:候補の教室を5つの基準で比べる
ポイントは順番です。目的が曖昧なまま人気ランキングや口コミを眺めても、どれも良さそうに見えて決められません。先に目的と形式を決めて、最後に教室どうしを比べる。この順番なら候補が数校まで減り、判断がぐっと楽になります。
それでは、ステップ1から見ていきましょう。
ステップ1:子どもに何を学ばせたいか目的を決める
最初に決めるのは、教室ではなく目的です。「何年生から始めるか」と学年を気にする方も多いのですが、大切なのは年齢よりも、子どもの興味と家庭の目的がそろっているかどうかです。目的は大きく次の3つに分かれるので、わが家に近いものを探しながら読み進めてみてください。
プログラミング的思考や考える力を伸ばしたい場合
2020年度から「プログラミング的思考を身につける」ことを目的として、小学校でプログラミング教育が必修化されました。
このプログラミング的思考を身につけることや考える力を伸ばすことが目的なら、教室選びで難しい言語にこだわる必要はありません。Scratch(スクラッチ)のようにブロックを組み合わせて動きを作る教材(ビジュアルプログラミング教材)で、考える練習を楽しくできる教室なら、低学年からでも無理なく始められますよ。
プログラミング的思考とは?
プログラミング的思考とは、目的までの手順を順序立てて考える力のことです。専用の教科があるわけではなく、算数や理科といった教科の中で少しずつ育てていく位置づけなので、身がまえるほど難しいものではありません。
ゲームやものづくりへの興味を伸ばしたい場合
「うちの子、マインクラフトばかりやっていて」という悩みは、教室選びでは実は強力な追い風になります。というのも、好きなゲームを教材にした教室を選べば、「遊ぶ側」から「作る側」へ自然にステップアップできるからです。
実際、マインクラフトやロブロックスを教材にする教室では、授業が子どもにとって「大好きな世界の続き」になるので、勉強させられている感覚がほとんどありません。まずは、子どもがいま夢中になっているものを起点に教材を探してみるのもおすすめです。
プログラミングを本格的に学ばせたい場合
「どうせやるなら実際のプログラミング言語まで」と考えるご家庭も多いのではないでしょうか。この場合は、ビジュアルプログラミング教材で終わらず、PythonやJavaScriptといったテキストコーディング(文字でコードを書く本格的なプログラミング)へ進めるかどうかを確認しましょう。
また、プログラミングコンテストや作品発表の機会がある教室なら、目標ができて学びはさらに加速します。
ただし、本格志向であっても、入り口は子どもの興味に合わせるのがベストです。プログラミング的思考の基礎さえ身につけば、本格的な言語の習得はあとから自然とついてきます。
ステップ2:通学とオンラインのどちらが家庭に合うか決める
目的が決まったら、次は学び方です。教室には主に「通学型」と「オンライン型」があり、それぞれの違いを表に整理しました。
通学型の良さは、講師が対面で子どもの様子を見てくれる安心感です。一方オンライン型の良さは、費用と時間の負担が軽いことにあります。
とくに共働きのご家庭では、送迎の有無が続けやすさを大きく左右しますよね。オンラインなら送迎はゼロで、夕食前の30分や週末の朝といった隙間時間を学習にあてられます。
「個別指導」「集団授業」も要チェック
あわせて確認したいのが、個別か集団かという違いです。通学型は集団授業が中心で、仲間と刺激し合える一方、進度はクラス全体に合わせて決まります。
オンライン型には、講師と1対1で進める個別指導タイプ(もしくは少人数タイプ)と、動画教材で自分のペースで進めるタイプがあります。マイペースに取り組みたい子や習い事のかけもちが多い子には、動画教材タイプが合いやすいですね。
オンラインでもスキルは身につく?
オンラインと聞くと「それだけで本当に身につくのか」と不安になるかもしれませんが、プログラミングは手を動かした分だけ上達します。つまずいたときに質問できるサポートのある教室を選べば、対面と遜色ありません。
そしてオンラインを選ぶ場合に必要な機材は、インターネットにつながるパソコン1台でまず十分です。教室によってはタブレット(iPad)にも対応しているので、手持ちの機材で受けられるか、推奨環境を事前に確認しておくと安心ですね。
ステップ3:候補の教室を5つの基準で比べる
目的と形式が決まれば、候補は数校まで絞れているはずです。最後に、その候補を次の5つの基準で見比べていきます。

教材と学べる内容が子どもの興味に合っているか
5つの中でいちばん重要な基準です。どんなに評判の良い教室でも、教材が子どもの興味に合っていなければ続きません。たとえばマインクラフトが好きな子にロボット教材の教室を選んでしまうと、内容は良くても本人のやる気が続かない、ということが起こりがちです。
公式サイトで教材の画面や作品例を子どもと一緒に見て、「これ、やってみたい?」と聞いてみてください。そのときの反応を見れば、教材との相性はかなりはっきりわかります。
料金が無理なく続けられる金額か
料金の相場は、通学型で月10,000円〜20,000円ほど、オンライン型で月3,000円〜10,000円ほどが目安です。通学型はこれに入会金や教材費が加わり、ロボット教材を使う教室では数万円のキット購入が必要になる場合もあります。
ここで見てほしいのは、金額そのものよりも「1年続けたときに無理がないか」です。プログラミングは数か月で完結する習い事ではないので、月謝×12か月+初期費用で年間の総額を計算してから判断すると、あとで苦しくなりません。
講師の質とサポート体制
講師については、経歴の華やかさよりも、子どものつまずきにどう寄り添ってくれるかを見てください。体験授業で子どもの手が止まったとき、すぐに答えを教えるのではなくヒントを出して考えさせているかどうかは、良い教室を見分けるわかりやすいサインです。
なお、保護者にプログラミングの知識がなくても心配いりません。教える役割は教室側が担うので、保護者の方は見守って、できたことを一緒に喜ぶだけで十分です。あわせて、質問できる窓口(チャットや質問フォームなど)があるかも、入会前に見ておきたいところです。
レベルと学習ペースが子どもに合っているか
同じ小学生向けでも、教室ごとに想定しているレベルは異なります。確認したいのは、いまの子どもに合った入り口があるかと、上達したときに進める次のステップがあるかの2点です。たとえばビジュアルプログラミング教材からテキストコーディングへ進めるカリキュラムなら、長く続けても学びが頭打ちになりません。
また、進度が全員一律なのか、その子のペースで進められるのかも大切なポイントです。じっくり確かめたい子が進度固定のクラスに入ると、わからないまま先へ進んでしまい、それが辞める原因になることもあります。
体験授業で相性を確かめられるか
ここまでの4つを資料やサイトで確認したら、最後は体験授業での子どもの反応で判断してください。夢中で画面に向かっているか、終わったあとに「またやりたい」と言うか。この反応こそが、どんな口コミよりも信頼できる情報です。
体験が1回きりだと、その日の気分に左右されることもあります。数日から数週間試せる教室なら、家庭での様子も含めて腰を据えて見極められるので、体験期間の長さも見ておきたいポイントです。
【教室探しは以下の記事も参考にしてみてください!】
【2026年版】小学生向けオンラインプログラミングスクール15選|料金とサービス内容を徹底比較
教室選びでよくある失敗と避け方
選び方の手順がわかっても、実際には同じような失敗が繰り返されています。ここでは代表的な2つと、その避け方を紹介します。
1つ目は、親の理想を優先して子どもの興味を無視してしまうことです。「将来役立つから」と選んだ教室で、本人はゲームづくりがしたかった、というすれ違いは少なくありません。
実際、教室を離れる理由としてよく挙がるのが「子どもが興味を示さなくなった」という声です。だからこそ子どもの興味を置き去りにしないことが何よりの失敗予防になります。候補選びの段階から、子どもと一緒に教材を見て決めてください。
2つ目は、料金の安さだけで選んでしまうことです。安い教室が悪いわけではありませんが、安さの理由がサポートの薄さにある場合、つまずいたときに質問できず、結局続かなくなってしまいます。料金は「質問できる仕組みがセットになっているか」とあわせて見るようにしましょう。
AI時代にプログラミング教室へ通う意味はあるのか

「これからはAIがコードを書いてくれる時代。わざわざ習う必要はないのでは」と感じる方もいるでしょう。ですが実際は逆で、AIが当たり前になるからこそ、プログラミングの基礎を学ぶ価値は高まっています。
また教育の現場も、すでにAIを使う前提で動き始めています。文部科学省は「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表し、学校でAIをどう扱うかの指針を示しました。明光義塾の調査でも、小中高生の約半数が勉強や宿題に生成AIを使っているという結果が出ています。
出典:初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)
出典:PRTIMES|子どもの学びの変化に関する実態調査(明光義塾調べ)
こうした時代に問われるのは、AIに何をどう指示するか、そして返ってきた答えが正しいかどうかを見極める力です。この力を支えるのが、手順を組み立てながら試行錯誤する「プログラミング的思考」にほかなりません。
まとめ|気になる教室が見つかったら無料体験で確かめる
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- ステップ1:子どもに何を学ばせたいか、目的を決める
- ステップ2:通学とオンラインのどちらが家庭に合うか、形式を決める
- ステップ3:候補の教室を「興味・料金・サポート・レベル・体験」の5つの基準で比べる
この順番で考えれば、教室選びで大きく迷うことはありません。そして最後の決め手は、体験での子どもの反応です。資料を何時間読み込むよりも、実際にやってみたときの表情が、いちばん確かな答えを教えてくれます。
もしオンライン型を検討しているなら、デジタネを選択肢に加えてみてください。マインクラフトやロブロックスなどを教材にした190以上のミッションを、月換算3,317円〜の定額で学べます。
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