子どもの集中力を高める方法|今日から家庭でできる習慣と続け方

教育

集中力が続かなくなっている子どもの画像

「何度言っても集中が続かない」「宿題のたびに席を立ってしまう」。そんなわが子の姿に、つい焦ってしまう保護者の方は多いのではないでしょうか。

 

でも、安心してください。子どもの集中力は、もともと長くは続かないものです。年齢が低いほど短いのが自然で、けっして特別なことではありません。大切なのは、その短い集中をどう引き出して、少しずつ伸ばしていくかです。

 

この記事では、今日から家庭でできる集中力の高め方を中心に、続かない原因の見直し方、習い事の選び方、発達面が気になるときの考え方まで順番にお伝えします。読み終えるころには、「これならうちでもできそう」と思える一歩が見つかるはずです。

 

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子どもの集中力が続かないのは成長の途中だから

まず知っておいてほしいのは、集中力が続かないこと自体は問題ではない、ということです。子どもの脳はまだ育っている途中で、長く集中し続ける力もこれから伸びていきます。ここでは、年齢ごとの目安と、集中が途切れやすい背景を整理しておきます。

年齢別に見る集中できる時間の目安

子どもが集中できる時間は「年齢+1分」が一つの目安といわれます。たとえば6歳なら7分ほど、9歳でも10分前後です。大人のように30分も座って取り組むのは、そもそも難しいものなんです。

 

「うちの子は10分も持たない」と感じていても、年齢から考えれば自然な範囲かもしれません。まずは今の集中時間を責めず、そこから少しずつ伸ばす前提に立つことが大切です。

年齢のめやす 集中できる時間のめやす
5〜6歳(年長〜小1) 6〜7分
7〜8歳(小2〜小3) 8〜9分
9〜10歳(小4〜小5) 10〜11分
11〜12歳(小6) 12分前後

集中が途切れるよくある原因

年齢のほかにも、集中が途切れるきっかけはいくつかあります。ふだんの様子を思い浮かべながら、当てはまるものがないか見てみてください。

  • テレビやスマホ、おもちゃなど、気が散るものが近くにある
  • 勉強の内容に興味が持てず、ただの作業になっている
  • 眠さや空腹、不安など、心と体が落ち着いていない
  • そもそも脳が発達の途中なので、長い集中がまだ難しい

こうして見ると、原因の多くは「環境」と「コンディション」にあります。つまり、子どもの性格そのものより、まわりの整え方で変えられる部分が大きい、ということですね。

今日から家庭でできる子どもの集中力を高める方法

今日から家庭でできる子どもの集中力を高める方法

ここからが本題です。集中力は、特別なことをしなくても、毎日の環境や声のかけ方を少し変えるだけで育っていきます。今日からすぐ試せる方法を4つ紹介するので、気になったものをひとつ試すところから始めてみてください。

気が散らない学習環境を整える

いちばん効果が出やすいのが、環境づくりです。机の上にはいま使うものだけを置きましょう。テレビは消して、スマホも別の部屋に置いておきます。

 

また、机を壁に向けるだけでも、目に入る情報が減って集中しやすくなります。「集中できる子」に変えようとするより、「集中しやすい場所」をつくってあげるほうが、ずっと近道です。

時間を短く区切って取り組む

長い時間を一気にやらせようとすると、かえって集中は切れてしまいます。さきほどの「年齢+1分」を思い出して、まずは短く区切ってみてください。

 

たとえば「10分やったら3分休憩」のように、タイマーで区切るのがおすすめです。ゴールが見えると子どもはがんばりやすく、「できた」という達成感も積み重なります。短い集中を何度かくり返すほうが、だらだら続けるよりずっと身につきます

できたところをその場で具体的に褒める

集中できたときは、すかさず声をかけてあげてください。このとき「えらいね」だけで終わらせず、何がよかったのかを具体的に伝えるのがポイントです。

 

「最後まで姿勢をくずさなかったね」「さっきより速く終わったね」。こんなふうに具体的に言われると、子どもは「次もやってみよう」と思えます。

睡眠と朝ごはんで土台を整える

毎日の生活リズムを整えることも大切です。睡眠が足りていなかったり、朝ごはんを抜いていたりすると、それだけで集中は続きにくくなります。

 

小学生に必要な睡眠は、9〜11時間が目安とされています。早寝早起きを基本に、朝はしっかり食べてから一日を始める。地味なことですが、ここが集中できる体の土台になります。

出典:小学生は何時間眠ることが適切か?|阪野クリニック

 

集中力を削いでしまう親のNG行動

集中力が続かなくなっている子どもの画像

よかれと思ってかけた言葉が、実は集中のじゃまをしていることがあります。ここでは、つい親がやりがちな3つのNG行動と、その理由を見ていきます。心当たりがあっても、責める必要はありません。気づいた今日から変えればそれで十分です。

「集中しなさい」と言葉で急かす

「集中しなさい」「ちゃんとやって」と言いたくなる気持ちは、よくわかります。ですが、この言葉は子どもの集中をいったん止めてしまいます。声をかけられた瞬間に、注意がそちらへ向いてしまうからです。さらにくり返されると、「自分は集中力がないんだ」と思い込ませてしまうこともあります。

そばについて監視する

心配のあまり、ずっとそばで見ていたくなるかもしれません。けれど、見張られていると感じると、子どもは落ち着いて取り組めません。困ったときにすぐ助けられる距離にいれば、それで十分です。あとは信じて、少し離れて見守ってみてください。

長時間まとめてやらせる

「どうせなら一気に終わらせてほしい」と思いがちですが、長時間ぶっ通しの勉強は逆効果です。集中が切れたまま机に向かっても身につきにくく、勉強そのものが嫌いになってしまうこともあります。短く区切って、こまめに休むほうが、結果的には早く進みます。

つい、やりがち

「集中して」と何度も声をかける/ずっと隣で見張る/一気に終わらせようとする

こうしてみる

できた行動を具体的に褒める/少し離れて見守る/短く区切ってこまめに休む

集中力が伸びる習い事の選び方

家庭の工夫だけでは物足りないと感じたら、習い事という選択肢もあります。ただ、ひとくちに習い事といっても、伸びる集中力の種類はそれぞれ違います。ここを知っておくと、わが子に合うものを選びやすくなります。

習い事ごとに伸びる集中力は違う

集中力は、大きく「瞬発的な集中」と「持続的な集中」に分けられます。サッカーや水泳などの運動系は、その場で素早く反応する瞬発的な集中が鍛えられます。一方、ピアノや将棋、プログラミングなどの文化系は、一つのことにじっくり取り組む持続的な集中や、順序立てて考える力が育ちやすいです。

習い事のタイプ 伸びやすい集中力
運動系 サッカー・水泳・ダンス 瞬発的な集中・素早く反応する力
文化系 ピアノ・将棋・プログラミング 持続的な集中・順序立てて考える力

自宅で取り組めるオンライン学習という選択肢

自宅で取り組めるオンライン学習という選択肢

送迎の負担を減らしたいなら、自宅でできるオンライン学習も候補になります。なかでもプログラミングは、ゲームやものづくりを通して、持続的な集中と考える力の両方を伸ばせるのが魅力です。

 

好きなことに夢中になっているうちに、自然と長く集中できるようになる。これは、子どもにとって理想的な集中の伸ばし方ですね。送迎なしで好きな時間に取り組める点も、忙しいご家庭には心強いところです。

発達特性か成長の途中か気になったときの見極め方

「ここまで集中できないのは、何か特性があるのでは」。そう気になってしまう保護者の方もいると思います。ここでは不安をあおらないように、家庭で見守ってよいサインと、一度相談を考えたいサインを整理します。あくまで目安として、肩の力を抜いて読んでください。

家庭で見守ってよいサイン

好きな遊びやテレビには集中できる、年齢相応に少しずつ集中時間が伸びている。こうした様子が見られるなら、多くは成長の途中と考えて大丈夫です。場面によって集中できたりできなかったりするのも、子どもにはよくあることです。

一度相談を考えたいサイン

一方で、どんな場面でも落ち着いて取り組むのが難しい、家庭だけでなく学校でも困りごとが続いている、本人やまわりがつらさを感じている。こうしたサインが重なるときは、ひとりで抱えず相談を考えてみてください。早めに知っておくこと自体が、子どもを支える力になります。

家庭で見守ってよいサイン 相談を考えたいサイン
好きなことには集中できる どんな場面でも集中が難しい
集中時間が少しずつ伸びている 学校でも困りごとが続いている
場面によって集中にムラがある 本人やまわりがつらさを感じている

 

【相談を考えたときの窓口】

相談先はいくつかあります。どこも、いきなり診断をする場ではありません。気軽に様子を話せる場所だと思ってください。

  • まずは担任の先生やスクールカウンセラー(ふだんの様子を共有する)
  • 気になる点が続くなら、かかりつけの小児科
  • 地域の発達相談の窓口

さいごに

子どもの集中力は、生まれつきの才能ではなく、毎日の小さな習慣で育てていけるものです。最後に、今日からできることを振り返っておきます。

今日からできること

  • 気が散らない環境をつくる(机の上は、いま使うものだけに)
  • 「年齢+1分」を目安に、短く区切って取り組む
  • できたところを、その場で具体的に褒める
  • 睡眠と朝ごはんで、集中できる体の土台を整える

 

そして、もし「家庭の工夫に加えて、何か続けやすいものを試したい」と感じたら、自宅でできるプログラミング教材『デジタネ』を⇩からのぞいてみてください。好きなゲームやものづくりに夢中になるうちに、持続的な集中と考える力が自然と育っていきます。

 

また、デジタネはクレジットカード登録不要で14日間無料で体験いただくことができます。14日経過後の自動更新もなく、合わなければやめられるので、わが子に向いているかをリスクなく確かめられます。

 

焦らなくて大丈夫です。今日の小さな一歩から、子どもの集中力はきっと伸びていきます。お子さんのペースで、一緒に育てていきましょう。

この記事を書いた人
デジタネ編集部

デジタネ編集部は、小学生〜中高生のお子さまを持つ保護者の方々に向けて、「最新の教育情報」や「学びの悩みを解決するヒント」をわかりやすくお届けしています。
「デジタル教育をより身近にし、未来を担う人材を育む」をミッションとして、日々コンテンツを制作。
社内の専門チームとして、プログラミング教育をはじめ、教育全般やマインクラフト・ロブロックスを活用した学習方法、さらにはタイピングなど基礎的なITスキルまで幅広く発信しています。

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