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ゲーム開発で押さえておきたいプログラミング言語11選!それぞれ特徴も解説



もくじ
1. ゲーム開発で使用されるプログラミング言語とは?

2. ゲーム開発で使用されるプログラミング言語の特徴
3. ゲーム開発で押さえておきたいプログラミング言語11種類
4. 初心者でもゲーム制作ができるサイト
5. ゲーム開発プログラミング言語の学習方法
6. 話題のRobloxで「Lua(ルア)」を使ってゲーム制作するなら「デジタネ」

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語とは?

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語と一般的なプログラミング言語にはいくつかの違いがあります。
たとえば、ゲーム開発言語は、高いパフォーマンスと処理速度が求められることが一般的で、複雑でリアルなゲームエンジンやグラフィックスを制御できます。
一方、一般的な言語にはゲーム開発言語にない汎用性があります。
ビジネスアプリケーションやWeb開発、データ解析など、さまざまな用途に使用されます。
またパフォーマンスが必ずしも最優先ではなく、開発の柔軟性や保守性が重要視される点が特徴です。

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語の特徴

特徴①:高いパフォーマンス

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語は、高い処理速度と効率が求められます。
そのため、言語一つひとつが高いパフォーマンスを発揮する点が特徴です。
たとえば、C++はメモリ管理が柔軟で効率的であり、多くの大規模ゲームプロジェクトやゲームエンジンで使用されています。
これにより、ゲームは滑らかな動作と高度な計算を実現できます。
また、ゲームはグラフィックス(画面上での動作)処理が重要であるため、プログラミング言語はGPUとの密接な連携が可能であることが重要視されます。
C++やC#などはこれに対応しています。

特徴②:コミュニティと情報が豊富

ゲーム開発言語を扱う人の間には広範で活発なコミュニティと情報源が存在し、これが開発者に多くのメリットをもたらせてくれます。
たとえば、ゲーム開発で使われる言語は多くのオープンソース(誰でも使用可能なソース)プロジェクトやフレームワークにサポートされています。
これにより、他の開発者のコードやライブラリを利用でき、効率的な開発が可能です。
また、ゲーム開発者はオンラインで情報交換や相談ができるコミュニティに参加していることが多く、Stack やGitHubなどのプラットフォームでは、ゲーム開発に関する問題に対する解決策が豊富に共有されています。こうしたプラットフォームは初心者・上級者を問わず活用することが推奨されています。

特徴③:ゲームエンジンとの親和性が高い

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語は、主要なゲームエンジンとの親和性が高いという特徴があります。
たとえば、Unity(ゲームエンジンの一種)は主ににC#を使用しています。C#はUnityの公式サポート言語であり、Unityのエコシステム(互いにメリットを与え合う関係)として統合されています。
この親和性を活かすことで、Unityエンジンの機能を最大限に活用し、迅速なゲーム開発が可能です。
また、ゲームエンジンが特定のプログラミング言語をサポートしていることで、開発者はエンジンが提供する多彩なツールや機能を最大限に利用できます。
これによりゲーム制作の生産性向上を効率化することが可能です。
さらに、ゲームエンジンとの親和性が高いことで、開発者はエンジンの力を最大限に引き出し、柔軟で効率的なゲームプロジェクトを構築できるようになります。

ゲーム開発で押さえておきたいプログラミング言語11種類

Python(パイソン)

Pythonは文法がシンプルで可読性が高いため、初心者から経験者まで広く愛用されています。
Pythonにはゲーム開発に役立つライブラリやフレームワークが多く存在し、迅速な開発が可能です。
また、ゲーム制作だけでなく、データサイエンスや機械学習など、広範な分野で利用されています。

Java(ジャバ)

Javaはオブジェクト指向の原則に基づいており、大規模で複雑なプロジェクトに向いています。
Javaは異なるプラットフォームで動作する能力があり、開発者は広範な環境でアプリケーションを展開できます。
また、JavaはAndroidアプリケーションの開発でも使用され、広く普及しています。

Ruby(ルビー)

なんと、Rubyは世界的にも有名な日本人プログラマー「まつもとゆきひろさん」によって開発されました。
Rubyはシンプルで見やすい構文が特徴で、開発者がコードを迅速に書くことが可能です。
完全なオブジェクト指向の言語であり、プログラミングの柔軟性と再利用性を高めています。
特にWeb開発フレームワークであるRuby on Railsが人気で、Webゲームの開発にも活用されています。

JavaScript(ジャバスクリプト)

JavaScriptは、Webブラウザ上で動作する主要なスクリプト言語であり、クライアントサイドでのゲーム開発に適しています。
サーバーサイドでの利用が可能なNode.jsがあり、マルチな開発が可能です。
HTML5の登場とともに、JavaScriptはゲーム開発においても注目を集め、豊富なライブラリやフレームワークが提供されています。
見本が多いため初心者にもおすすめです。

Swift(スウィフト)

SwiftはAppleによって開発され、主にiOSおよびmacOSアプリケーションの開発に使用されており、直感的でキレイなコードを提供しています。
Swiftはオープンソースであり、開発者コミュニティによって積極的にサポートされています。
Swiftは、CおよびObjective-Cとの互換性があり、高いパフォーマンスの発揮が可能です。

C#(シーシャープ)

C#は、マイクロソフトによって開発された言語です。Unityエンジンの公式言語であり、多くのゲーム開発者によって利用されています。
また、C#はオブジェクト指向プログラミング言語であり、クラスやオブジェクトを活用してゲームの開発が行われます。
.NETの一部であり、広範なライブラリやツールが提供され、効率的な開発が可能です。

C++(シープラプラ)

C++は低水準言語であり、メモリやハードウェアへの直接アクセスが可能なため、高いパフォーマンスに期待できます。
Unreal EngineやUnityといったゲームエンジンの多くがC++をサポートしているため、大規模なゲームプロジェクトにも適しています。
またポインターやメモリ管理など、開発者に高度な制御権を提供し、柔軟なプログラミングが可能です。
さらに、競技プログラミングでは、C++は他言語と比べて実行速度が速いことなどから、競技ではC++が多くのプログラマーに使われています。

【競技プログラミングとは?】
競技プログラミングとは、出題された課題に対し、課題を解決するためのプログラムをいかに速く・正確に記述できるかを競う競技です。
実務的なプログラミングとの違いは「スピード感」です。
実務的なプログラミングでは仕様書に沿って正確なプログラムの記述が必要ですが、競技プログラミングでは制限時間が設けられているのでスピード感が求められます。

Go/Golang(ゴー/ゴーラング)

Go/Golangはgoogleによって開発されたプログラミング言語であり、バックエンド開発で人気が高まっています。
Goは軽量スレッドであるgoroutineを活用し、並行処理をサポートしており、ゲームエンジンやサーバーサイドでの開発が得意です。
高速なコンパイルが可能であり、開発サイクルが迅速に行えます。
シンプルな構文を備えており、学習しやすい点も特徴です。

バックエンドとは?
バックエンドについて理解するために、フロントエンドについての理解も必要です。
以下でフロントエンド・バックエンドについてみてみましょう。

フロントエンド:目に触れる部分→WEBサイトやアプリの操作画面など
バックエンド:裏側の部分→サーバー側のシステムやデータベースなど

Objective-C(オブジェクティブ-シー)

Objective-CはAppleのプラットフォームで主に使用され、iOSおよびmacOS向けのアプリケーション開発に利用されています。
メッセージパッシングを用いたオブジェクト指向プログラミングが特徴で、UIの開発に向いています。
Swiftとの互換性があり、Swiftへの移行も進んでいます。実際、近年では、Objective-CよりもSwiftを習得した人材の需要が高いです。

Kotlin(コトリン)

KotlinはAndroidアプリケーションの開発においてJavaの代替として使われています。
Googleが正式にサポートしており、Android Studioでもサポートされています。Javaの機能を継承しつつ、コードが簡潔で読みやすい点が特徴です。
Javaとの相互運用性が高いため、既存のJavaコードとの連携をスムーズに行えます。

Lua(ルア)

「Lua」は、ゲーム制作で頻繁に使われているプログラム言語です。。
Luaの特徴は、動作が速く、拡張性が高いこと挙げられます。
早い処理が求められ、自由な動作を実現したいゲーム開発に向いている言語です。

初心者でもゲーム制作ができるサイト

Scratch(スクラッチ)

Scratch

引用:Scratch

Scratchは、アメリカのマサチューセッツ工科大学によって、子どものプログラミング教育用に開発されたプログラミングツールです。
しかし、子どもだけでなく、大人でもプログラミングの基礎的な考え方を理解するのに活用することができます。
Scratchでは、視覚的なビジュアルプログラミング言語(ブロック式のプログラミング言語)を使用し、ゲームなどの制作ができるので、初心者でも直観的にプログラミングに触れることができます。

【💡Scratchでのゲームの作り方はこちら】
Scratch(スクラッチ)ゲームの作り方!流れや基本操作・コツについて解説

Roblox(ロブロックス)

ロブロックスは、「ロブロックス」というゲームではなく、ロブロックスの中で世界中のユーザーによって制作されたオリジナルゲームを、他ユーザーが自由に遊ぶことができるオンラインプラットフォームです。
そのため、もちろん自身でもゲームを制作し、ロブロックス内でリリースして他ユーザーに遊んでもらうことができます。
そして、ロブロックスではゲーム制作を通してプログラミングを学ぶことができます。
ビジュアルプログラミングなどを通してプログラミングの考え方を理解し、テキスト形式のプログラミングに挑戦したい方にはピッタリのプラットフォームです。

【💡Roblox(ロブロックス)とは?】
Roblox(ロブロックス)とは?世界的人気ゲームで楽しくプログラミング学習!

ゲーム開発プログラミング言語の学習方法

独学で学ぶ

まずは独学で学ぶ方法です。
WEB上であればプログラミング学習サービスを活用したり、プログラミング学習本を購入して学習する方法があります。
比較的に低予算で始められることと、自身のペースで学習を進められることがメリットです。

専門学校で学ぶ

次に専門学校などで学ぶ方法です。
専門学校にはゲームクリエイターやゲーム企画・ゲーム制作を学べる学科が設けられている専門学校があります。
ゲーム制作に関して幅広い知識やスキルを、綿密に組み込まれたカリキュラムで学習できるので、

プログラミングスクールで学ぶ

習い事としてプログラミングスクールをでプログラミングを学ぶ方法です。
プログラミングスクールは、通学タイプとオンラインで完結できるタイプがあり、学習スタイルに合わせて学習を行えることが大きなメリットです。
プログラミングスクールでは、ゲーム制作コースを提供しているスクールもあるので、目的に合ったコースが用意されているスクールを選ぶことがポイントです。

話題のRobloxで「Lua(ルア)」を使ってゲーム制作するなら「デジタネ」

デジタネは、小中高生向けのプログラミングオンラインスクールです。
デジタネのRobloxコースでは、Robloxでプログラミング学習を始めるための環境構築から、Roblox Studioでのプログラミング方法、作成したゲームを実際にRobloxに公開するまでの作業まで、一通り学んでいただけます。
対象は小学校高学年〜となり、ビジュアルプログラミングを一通り終えて、プログラミング学習の次のステップとしておすすめです。
現在14日間無料体験キャンペーンも行っているので、少しでも気になる方はぜひ登録してみてください!

この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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