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【初心者向け】ビジュアルプログラミングとは?言語の種類や特徴・メリットを解説



小学校のプログラミング必修化の影響もあり、現在では子ども向けプログラミング教材やプログラミングスクールが数多く存在するようになりました。
そして、子どもの習い事として「プログラミング学習」をとりいれる、もしくは検討するご家庭も非常に増えてきました。
しかし、子ども向けスクールを検索するとほとんどが「ビジュアルプログラミング言語」を使用と記載があり、「ビジュアルプログラミングってなに?」「英語を打ち込んでいくものではないの?」「ビジュアルプログラミングって必要なの?」と疑問に思うので方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ビジュアルプログラミングの特徴や必要性、メリットなどについてご紹介します。

ビジュアルプログラミングとは?

ビジュアルプログラミング ブロック

ビジュアルプログラミングとは、プログラムを「テキスト(コード)」(よく見る英語がずらっと並んでいるもの)で構築するのではなく、あらかじめ命令が書かれた図形やブロックを組み合わせでプログラムを構築することです。
よって、コードの書き間違いが少なくなることや、コンピュータプログラムを理解しやすくなること、そして図形やブロックを視覚的に組み合わせることで初心者でも簡単にプログラムを作成できるようになります。

ビジュアルプログラミング言語の種類

①ブロックタイプ

ブロックタイプは、あらかじめ指示が書かれたブロックを組み合わせてプログラムを構築するタイプです。
それぞれのブロックには「旗が押されたとき」「10歩動く」などの指示が書かれており、これらを組み合わせることで、キャラクターや背景を動かすことができます。
また、ブロックでプログラムを構築するタイプは、Scratch(スクラッチ)が有名です。

【💡Scratch(スクラッチ)とは?】
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②フロータイプ

フロータイプでは、フローチャートのように指示や機能、条件のアイコンを配置して線でつないでプログラムします。
そして、プログラムの論理構造が見えやすいのがフロータイプの特徴です。
また、フロータイプのプログラミングツールとしてはMESH(メッシュ)があります。

③独自ルールのタイプ

前述したブロックタイプやフロータイプとは異なり、独自ルールで作られたタイプのビジュアルプログラミング言語が独自ルールのタイプになります。
独自ルールを採用しているツールは、Viscuit(ビスケット)やSpringin(スプリンギン)などが挙げられます。

ビジュアルプログラミングは必要?

結論から申し上げますと、ビジュアルプログラミングは必要であるといえます。

「ビジュアルプログラミングは使い物にならない」
「ビジュアルプログラミングは役に立たない」

プログラミングの経験者や、現役プログラマの方に多いのですが、このような意見を出す方がいることも事実です。
たしかに、ビジュアルプログラミングには「複雑な処理が苦手」や「作れるものが限られている」などの弱点があります。
しかし、ビジュアルプログラミングを活用したプログラミング学習の利点は、プログラミング的思考を養うことやプログラムの仕組みを理解することなどが挙げられます。
以下にてビジュアルプログラミングのメリットやデメリットについて詳しくみていきます。

ビジュアルプログラミングのメリット

①直感的にプログラミング学習ができる

ビジュアルプログラミングでは、あらかじめ命令が書かれたブロックなどをドラッグアンドドロップで組み合わせてプログラムを構築するため、直観的に操作することが可能です。
そのため、キーボードのタイピングが苦手な子や、パソコン初心者の子でも簡単にプログラムを構築できます。

②学習ハードルが低い

プログラミングというと、英語がずらりとならんだ「テキストコード」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
テキストによるプログラミングでは1文字でも間違えてしまえばエラーが発生します。
そして、エラー原因の発見は難しく、エラーが見つからず挫折してしまう方も多いです。
半面、ビジュアルプログラミングでは、ブロックを組み合わせてプログラムを構築するため、エラーが発生しにくく、学習が継続しやすい点もメリットといえます。

③テキストプログラミングへの移行につながる

先ほども記載しましたが、テキストプログラミングから入ってしまうと、エラーが解決できないことや、わかりにくいといったことが原因で挫折してしまう人も多いです。
しかし、ビジュアルプログラミングからスタートすることでプログラミングの仕組みを理解し、スムーズにテキストプログラミングに移行することができます。

④論理的思考を養える

ビジュアルプログラミングを用いてプログラミング学習を行うことで論理的思考を養うことができます。
ビジュアルプログラミング学習では、思いどおりの動きができなかったときに試行錯誤する癖がつきます。
このように、複雑な問題を論理立てて考えることで、論理的思考を養うことができます。

ビジュアルプログラミングのデメリット

①複雑な処理が苦手

ビジュアルプログラミングでは、ブロックや絵、アイコンなどを組み合わせて視覚的にプログラムを構築するので、どうしても単純な指示の組合せになってしまいます。
そのため、複雑な処理を行うためには単純な指示を多数組み合わせる必要があります。

②言語間の互換性が低い

ビジュアルプログラミングでは、各言語でオブジェクトパーツや実装、操作方法が異なります。
そのため、ある言語で作成したコードは他の言語で再利用することが難しいです。

③コードを検索しづらい

テキストコードであれば、プログラミングするためのソフトウェアであるエディタにも検索機能がついているので、特定の文字列を検索する際も操作が簡単です。
しかし、ビジュアルプログラミング言語はブロックやイラストで構成されているため、検索という概念がありません。

まとめ

本記事ではビジュアルプログラミングについてご紹介しました。
ビジュアルプログラミングの主な役割はプログラミングの仕組みを理解することや、プログラミング的思考を養うことです。
そのため、エンジニアになるためのプログラミング学習のみではなく、お子さんが将来的に仕事に活かせるスキルを習得する手段としても非常に有効的です。

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この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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