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子供の脳力を育てよう!「頭を使うことは楽しい!」と思ってもらう4つの方法!



こんにちは!子育てに奮闘中のITエンジニアMikiです!
今回はIT業界に従事する中で見えてきた「考える力」の重要性と、子供の「脳育」についてお話させていただきたいと思います!

ITエンジニアに「センス」や「脳力」って関係ある!?

私はITエンジニアとしてかれこれ10数年働いていますが、周囲のエンジニア達を見ていると、この業界は結構「向き」「不向き」があるな~と感じることが多々あります。
同期入社した仲間たちの中には、文系出身でも入社後からメキメキ技術力を伸ばして数年でチーフやリーダーとなり開発を導く凄腕社員がいたかと思えば、情報系の学部を出ていても実務を経験してみて「自分には向かなかったわ…」と他業種へ転職した人も。

一体この差は何なの!?天性のプログラミングセンスなんて存在するの!?エンジニアとして母として、これは非常に気になるところ!
ということで、周囲の実力派ITエンジニアやIT業界を去ったメンバーからこれまで聞いた話を総合的に分析してみたところ、それぞれにある共通点が見えてきました。それすなわち、「頭を使うこと」が好きか嫌いかということ!
プログラミングやバグの解析などで朝から晩まで頭脳フル回転で思考し続けなければならないこのお仕事は、「頭を使うことが苦手…」という人にとって就業時間が拷問のように感じられるのはある意味当然かも…。

つまり、「考えるのが好き」で、「長時間考え続けても苦にならない人」がITエンジニアに向いているというのが私の結論です。難しい知恵の輪を前にすると解けるまで何時間でも挑戦したくなるような人は優秀なITエンジニアになる素質があると思うんですよね。

余談ですが、私が手掛けたシステムにバグが発生して一日中問題解決に苦悶した日の夜、子供が私の眉間を指さして「母ちゃんシワよりっぱなし!!」と笑っていました(泣)。考え続けるのって結構しんどいんですよね…。

「考える力」はこれからの社会に絶対必要!

このような「考える力」や「脳の持久力」が重要なのはITエンジニアに限った話ではありません。技術の進歩により単純作業がどんどん機械化されていく社会において必要とされる人材とは、IT技術を使いこなし、日々の業務をさらに改善していけるような「脳力」のある人材であることは明白です。
このことは、企業の採用活動からも言えると思います。アナリストはよく「学歴社会から実力社会に移行しつつある」と言ったりしますが、実際問題、ほとんどの大企業の採用活動において学歴によるフィルターは存在します。これは、どんな業種であっても「脳力」を重視していることに他なりません。入試や卒論などの「脳力」を試されるハードルをどれくらい超えてきたか…限られた時間で優秀な人材を判別する材料として、「学歴」はひとつの物差しとして今後も重要視されていくと思います。

頭を使うことは「ワクワクする」?「げんなりする」?

ところで、「考える力」や「脳の持久力」ってどうやって身につけるのでしょうか?ここはひとつ「体力」に例えて考えてみます。
例えば上司からの業務命令で「明日から毎日5キロのジョギングをするように!」と言われた時に、「さわやかでいいじゃん!」と感じるか、「えーだるい…絶対嫌…」と感じるか。この差って、子供の頃からの運動習慣に起因するところが大きいと思いませんか?学生時代にずっと運動部に属していて体を動かす事に慣れている人って、大人になっても運動が好きだったりしますよね。

脳にもこの理屈を当てはめると、大人になるまでの間にどれくらいたくさん「考えた」か、そして「考えることは楽しい!」という経験をしてきたかによって、大人になってからの「考える力」に差が出てくると思うんです。

子供に「頭を使うことは楽しい!」と思ってもらうには?

となれば、子供には是非たくさん頭を使ってもらい、頭を使った結果として「何かを達成できた!」「勝負に勝った!」などの「快」の感情を数多く経験してもらいたい!
とはいえ、ドリル等の教材を「無理やりやらせる」では、親から押し付けられたという「不快」だけが残ってしまい逆効果になる可能性が…。できれば子供が自発的に頭を使うようになる環境を用意してあげたいですよね。

私も今、試行錯誤しながら小2の息子に「考える環境」を色々と用意していますが、その中で特に子供の反応が良かったものをいくつかご紹介します。

考えを形にする喜びを「プログラミング」で!

子供が興味を持ちやすいゲームやアニメーションを自分で作る「プログラミング」は、考える楽しさを体験させるのに最適!
D-SCHOOLオンラインで取り扱っているマイクラッチやScratchは、操作方法は単純で分かりやすく、それでいて作りこむほど複雑な制作が可能になるため、脳を継続的に鍛えることができる優秀な教材です。
私の子はまだ小2ですがマイクラッチやScratchによるゲーム作りはかなりハマったらしく、何時間でも没頭しそうな勢いで取り組んでいます。…目が悪くなるといけないので程々で「おしまい!」にしてますが(笑)。

お友達と知恵比べができるおもちゃもおすすめ!

お友達との家遊びでも脳を鍛えることを期待して、頭を使った勝負ができるおもちゃを色々と試しています。その中からお勧めしたいのがこちら!

カードゲーム「カルコロ」(学研)

メインの遊び方は、中央のカードの値を周りのカードの足し引きによって作る、というもの。先に答えを出した人が使ったカードと中央のカードを貰い、最終的にカードをたくさんGETできた人が勝ち!
という簡単なルールなんですが、これが子供からお年寄りまで非常に盛り上がるんです。
写真の場合、40+4+50-48=46が正解の一例。子供の計算力UPがかなり期待できますよ!

子供向け囲碁、将棋

言わずと知れた「知育玩具」。難易度別に色々なシリーズが発売されていて、子供でも理解しやすいように工夫されています。自分の置ける手に対し、相手はどんな手で返してくるか…膨大なパターンからの取捨選択によって最善の手を決定する作業はかなり脳を鍛えてくれそうです。
ただし、親や祖父母と対戦する際、大人が本気になってしまって、子供の「頭を使う」経験に敗北ばかりを刻んでしまうことが無いようお願いしたいところです(笑)。

ブロックス

1年程前に「何か脳に良さそうなおもちゃはないかな~」とAmazonを検索して出会ったボードゲームです。当時知名度はあまり高くなかった割にAmazonボードゲームランキング1位、しかもレビューもかなり好評価だったため、好奇心で購入したところ、これが非常に面白い!
決められたルールに従い自分の手駒をなるべくたくさん盤上に置くゲームなんですが、他人の妨害をすることで自分が有利になるなど、こちらも囲碁等と同じように熟考が必要です。簡単なルールなので小学校低学年から大人まで白熱した戦いができますよ!

あとがき

今回は子供の脳育に焦点をあてて情報をお届けしましたが、いかがでしたか?今後も子育てに役立ちそうなものを見つけたら是非お伝えしたいと思います!
それではまた次回お会いしましょう!

この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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