現在全世界で、子どもから大人まで幅広い年齢のユーザーから大人気のゲーム「マインクラフト」。
しかし、子どもがマイクラに熱中するあまり、以下のようなお悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか?
- 子どもが「マイクラでプログラミングやりたい!」と言っているけど何をしたら良いかわからない
- 子どもがマイクラばっかりで勉強がおろそかになってしまっている
- マイクラが教育に役立つと聞くけど、このまま続けさせても意味があるかわからい
- マイクラとスクラッチを組み合わせてプログラミング学習ができると聞いたけど、どうしたら良いかわからない
本記事では、上記のお悩みをお持ちの保護者の方々にむけての解決方法をご紹介していきます!
マイクラの世界観でプログラミング学習ができる「マイクラッチ」とは?
「マイクラッチ」とは、デジタネ(エデュケーショナル・デザイン株式会社)が独自開発したプログラミングソフトの名称です。
また、「スクラッチ」とは、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した、ブロックを組み合わせる感覚でプログラミングを楽しく学べる教育用プログラミング言語です。
「マインクラフト」で「スクラッチ」のように感覚的にプログラミングを楽しく学べるため、「マイクラッチ」という名前でリリースしました。
マインクラフト x スクラッチ = マイクラッチ
プログラミングソフト「マイクラッチ」では、ブロックを組み合わせるだけでプログラム(コンピューターへの命令)を作ることができます。
マイクラッチで作ったプログラムは、マインクラフトの世界にその場で反映させることができます。
マイクラでプログラミングを学習する3つのメリット【マイクラッチ】
マイクラッチの概要についてはなんとなくご理解いただけましたでしょうか。
それでは次は、「どうしてわざわざマイクラでプログラミング学習をするの?」といった疑問にお答えしていきます。
直感的でわかりやすい!
プログラミングというと、よくイメージするのは英語が書かれた真っ黒な画面。
大人が見ても、ギョッとしてしまいますよね。
でも「マイクラッチ」では、ブロックを組み立てていくことでプログラミングができちゃいます。説明もぜんぶ日本語なのでパッとみただけでも、わかりやすいですね。
セッティングが簡単!
通常、プログラミング学習を始めようとするとプログラムを動かすためのソフトウェアをいくつもインストールする必要があります。これがかなり手間で、この段階で諦める人もチラホラ。
でもマイクラでプログラミング学習をする場合はマイクラと専用のプログラミングソフトを連携させるだけ!
遊ぶ感覚でプログラミング学習ができる!
最大のメリットはなんと言っても勉強感なく、プログラミング学習が出来ること!
子どもたちはプログラミングを勉強しているという感覚ではなく、遊んでいる感覚!
でも実際は、本格的なプログラミング学習をしているんだから驚きです。
勉強感なく楽しみながら学習が出来るので、集中力や継続力も格段に上がります。
一見するとただのゲームのように見えるマイクラも、プログラミング学習をする上ではこれだけのメリットがあるんです!
また、普段は勉強のことを自分から話したがらないお子さんもマインクラフトの話は大好き。
お子さまと盛り上がることのできる共通の話題づくりとしても活躍しますよ!
【💡マイクラの教育的効果についてはこちら!】
マインクラフト(マイクラ)の教育的効果を解説!
マイクラッチコースの学習内容は?
デジタネ(D-SCHOOLオンライン)では、お子さまのプログラミングレベルに応じて4段階のマイクラッチコースをご用意しています。
どのコースも、「マイクラキング」と呼ばれる独自キャラクターが動画内で解説してくれるので、YouTubeを見ている感覚で楽しみながらプログラミングを進めることができます。
①マイクラッチJr コース
マイクラッチJrコースは小学校低学年が対象のコースです。
マインクラフトの世界で、四則演算や座標といった算数の知識を学び、クイズやアトラクションゲームを制作します。ブロックを思い通りの場所に置くためにはどうすればよいかを学習をしながら、論理的に考える力を養うコースです。
②マイクラッチファーストコース
マイクラッチファーストコースは小学校3年生以上のお子さま向けのコースです。
マインクラフトの中で遊べる本格的なゲームを制作します。
足場を飛びうつりながらゴールを目指すアトラクションゲームや、脱出ゲームなど、お子様の様々な興味を刺激するコンテンツをご用意しています。
マインクラフトやプログラミングが初めてのお子様でも楽しめるコースです。
③マイクラッチセカンドコース
マイクラッチセカンドコースをクリアした生徒さま向けの上級コースです。
ジェットコースターや迷路、バトルゲームなど、さらに楽しいプログラムを作っていきます。
④マイクラッチアドバンスドコース
マイクラッチセカンドコースまでクリアした生徒さま向けの最上級レベルのコースです!
宝探し、アスレチック、神経衰弱、トラップハウスなど、より高度なゲームを作ります。
どんどんレベルアップして、目指せアドバンスコースクリア!
マイクラでプログラミングを学ぶと身につく3つの力
マイクラでプログラミングを学習すると、子どもたちにどのような能力が身につくかも気になりますよね。
プログラミングを学習すると様々な能力が身につくのですが、マイクラと掛け合わせることで、よりプログラミング学習の効果をアップさせることが出来ます!
①創造力
マインクラフトは、目的やゴールのない「なんでもできる」ゲームです。
人それぞれの楽しみ方があり、自分で何もかも決めて遊ぶことができます。
だからこそ、「次はなにをやろう」と考えながら遊ぶ必要があります。
また、マイクラでプログラミングが出来るようになると自分が出来ることの幅がもっと広がります。
「プログラミング使えばあんなことできそう!」
「こういうことが出来るんじゃないかな…」
とマイクラの中でプログラミングを学ぶことで、学んだことを自然と活かそうとする習慣が生まれます。そのプロセスを繰り返すことで、創造力が養われます。
②問題解決能力
社会で業界問わず求められる能力のひとつが、問題解決能力ではないでしょうか。
マインクラフトは目的もゴールもないことから分かるとおり、ヒントすら存在しません。
何かゲームの中で問題に直面したら、自分自身で調べて考えて解決する必要があるのです。
そしてこの問題の多くをプログラミングを活用することで解決出来るようになることを子どもたちは自然と気づきます。
マイクラでもっと楽しく遊ぶためにはどんなプログラミングを作れば良いのか。
発見した問題をプログラミングで論理的に解決していく能力が身につきます。
③継続力
プログラミングを学んでいると、行き詰まってしまう場面も多くあります。
特に勉強感覚でプログラミングを学んでいる場合はすぐにそこで諦めてしまう子もチラホラ。
ただマイクラでプログラミングを学んでいる子は遊ぶ感覚でプログラミング学習をしているため、そもそも「諦める=ゲームを辞める」という選択肢がありません。
遊びながら試行錯誤を繰り返すことで、成功したときに大きな達成感を味わえます。失敗と試行錯誤を繰り返すマインクラフトは、成功体験を何度も味わえるので、継続して取り組む力が身につきます。
このようにただプログラミングを学ぶだけでなく、マイクラでプログラミングを学ぶことで学習をより効率的・効果的に進めることが出来るようになります!
マイクラッチコース受講の生徒さま体験談
大人目線でメリットを並べ立てても、肝心の子どもたちが興味を持たなければ、どんな学習も長続きしないでしょう。
実際にデジタネでマインクラフトを通してプログラミングを学んでいる子どもたちのリアルな声をご紹介します。
「マイクラでこんなことを楽しく学んでいるみたいだよ」と、
お子さまの興味を引き出すネタとしても活用してみてください。
マイクラッチコースを初めて約3ヶ月の諒くん親子に、オンラインコースでの学習についてお話を伺いました!
諒くん 小学2年生
Q.オンラインコースは楽しんで取り組めていますか?
A.とても楽しくて、いろんな課題に挑戦するのが特に楽しいです!
Q.どのあたりが楽しいですか?
A.いろんなプログラミングができることです。
Q.動画を見ながら進めるのはどうですか?
A.丁寧でとてもわかりやすいです!動画を繰り返し見ながら進めています。
Q.お父さんお母さんと一緒にやっていますか? サポートなしでやっていますか?
A.プログラミングは自分でやっていますが、パソコンの操作でわからないことがあればお母さんに聞くこともあります。
Q.わからないことがあったときはどうしていますか?
A.先生のプログラムを1回紙に書いて、それを確認しながらやっています。
Q.もっとこんなことやってみたいなどありますか?
A.もっとたくさんのものをマイクラッチコースの中で作ってみたいです!
お子様が初めてオンラインコースを受講しているお母様にも、受講したきっかけ、やってみた感想、お子様の様子など伺いました。
保護者様の感想<マインクラフトでプログラミング学習!うちの子もきっと好きになるだろうと思いました>
マインクラフトとの出会いは、ネットニュースで子どもに人気だと紹介されていたのがきっかけです。子どもに紹介する前に親の私が体験版を触り、うちの子もきっと好きになるだろうと思い購入しました。パソコン版を選択したのは操作も覚えてほしいと思ったからです。
英語教室でパソコンを使った学習もやっているのですぐに操作は慣れました。書店でマインクラフトを使ってプログラミングをする本を購入してみたのですが、本だとプログラミング自体がどういうものか分かっていないと内容を全て把握するのは難しく思えました。
<プログラミング的な考え方は、学校生活や日常生活でもとても大事。>
考える力がつけば、困難なことにぶつかっても自分で解決できると信じています。プログラミングは考えて組み立てて実行という作業をしますが、考えて行動することは学校生活や日常生活においても大事だと思います。考える力が鍛えられれば困難な出来事に出くわしたとしても、自分なりの方法で解決できると信じております。
<動画を見ながら楽しく学習するスタイルが合っている>
YouTubeを視聴する感覚で楽しく学習できるスタイルは、堅苦しくなく今の子供たちにとても合っている感じがしますし、すんなりと入り込めているようです。全てにおいて初めてのことだらけなのに、前向きに完成までじっくりと考えながらやってくれます。
もちろん、親の管理は大事だと思います。教室に通わない分、自分のペースでしかも安価にできるのが良いですね。
オンラインコースは、親の管理も大切だと思います。子どもが課題をやっているときにそっとのぞき見するのですが、うなりながらも楽しそうに動画を見てコードを組み立てしている姿を見るとやらせてよかったなと思います。マイクラのプログラミング教室はほとんどありませんし、そういった中で安価にオンライン受講できるというのはありがたいです。隙間時間を見つけて動画の一区切りだけを見て課題を進めたりなど自分のペースでやれるのも魅力的です。
💡その他の体験談は下記ページもご参照ください♪
https://digitane.jp/online/voices/
マインクラフトのプログラミングを学ぶとどんな作品が作れるの?
マインクラフトは建物を複数作って巨大都市を作る他、装置を作ってミニゲームも楽しめます。
ここでは、デジタネで学んでいる子どもたちが実際に制作した作品の一部をご紹介します。
【小学2年生】諒くんの作品
諒くんが手掛けた作品は、スロット装置によるミニゲームです。
スロットの3つのレバーを倒し、同じブロックや格子が3つ揃えば大当たり!というシンプルなものですが、小学2年生の作品と考えると、レベルの高さがうかがえます。
装置を建設する能力の他、スロット部分を変化させたり、当たりとはずれを認識するプログラムを挿入したりと、複数の技術や能力が活用されています。
2つ揃うと、キャラクターが「リーチ!」と叫んでくれる、盛り上げる要素があるのも面白いですね。
ぜひ、動画で諒くんの手がけたスロットの、完成度の高さをご覧ください。
【小学6年生】こうなさんの作品
こうなさんの作品は、一見するとシンプルな建物のように見えますが、こまかな部分に工夫の感じられる作品です。
屋根付きのダイヤモンドブリッジは、天候に変化のあるマインクラフトの世界をより一層楽しませてくれます。また、屋根だけではなく、ブリッジの下を覗くと水が流れているのもポイントです。
グラフィックに変化を持たせることで、まるで水が流れているかのように動きをつけています。
単に設置するのではない、気づいた人だけが楽しめるギミックは、ちょっとしたサプライズ的な要素を作品に加えました。
動画では上空からとブリッジの上からの2つの視点で、ブリッジ下の水が流れる様子を見ることができます。ぜひご覧ください。
まとめ
今回はマイクラッチコースの概要と、マイクラッチで学習するメリットについてご紹介しました。
マイクラッチコースでは、自分でゼロからすべてを生み出す力や、どうすれば完成できるのかを考えられる問題解決能力など、将来必要となってくる力がたくさん身につけられます!
すでに日本でも必修化が進んでいるプログラミング。
デジタネで楽しみながら色んな力をつけていってくださいね。
「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。