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Scratchブロック講座⑤「制御ブロック」をマスターしよう!

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前回のScratchブロック講座④では「イベントブロック」について解説しました。
そして、本記事では「制御ブロック」について細かく解説します。
制御ブロックは、「条件分岐」や「ループ」などプログラムを制御するときに用いられるブロックです。
ぜひ本記事を参考に制御ブロックについて理解を深めてください!

制御ブロックをマスターしよう!

1秒待つ

次のアクションまで決められた秒数待つという意味です。
以下のブロックをみてみましょう。

1秒待つ

こちらは「旗が押されたとき、1秒待ってからこんにちは!と言う」プログラムです。
すぐに次のアクションへ移行させたくないときは1秒待つブロックを活用しましょす。

10回繰り返す

いわゆる「ループ」というもので、同じ動作を決められた回数繰り返すときに使用します。
例えば以下のブロックでは、15度回すを10回繰り返すことができます。

10回繰り返す

ずっと

10回繰り返すブロックを以下の「ずっと」ブロックに変えてみました。

ずっと~~する

今度は「ずっと15度回す」というプログラムになり、対象のスプライトはずっとぐるぐると回り続けるようになります。

もし~~なら

いわゆる「条件分岐(if構文)」で、「もし~~なら~~する」といったプログラムを組む際に使用します。
以下画像をみてみましょう。

もし~~なら

このプログラムは、「スプライトが押されたとき100歩動く。そして、もし端(ステージ端)に触れたら「やったね!」と言う」というプログラムとなっています。
このような条件分岐(if構文)はプログラミングで使われる頻度がとても高いので、ぜひマスターしましょう!

~~まで待つ

まで待つ

指定の動作まで待つというプログラムを作りたいときに使用します。
例えば、上記は「旗が押されたとき「スペースキーを押してね!」と言い、スペースキーが押されるまで待つ。そして、スペースキーが押されたら「ありがとう!」という」というプログラムです。
選択肢によって展開が変わるといったプログラムを作りたいときなどに活用してみましょう。

~~まで繰り返す

次のアクションまで動作が繰り返されるというブロックです。

まで繰り返す

上記画像のプログラムは、ルーレットをイメージするとわかりやすく、「旗が押されたとき、スペースキーが押されるまで15度回し続ける」というプログラムです。
このように、次のアクションまで同じ動作を続けたいときに使用します。

すべてを止める

繰り返されているプログラムを止めることができます。
「すべてを止める」の他に、「このスクリプトを止める」「スプライトの他のスクリプトを止める」を選択することができます

このスクリプトを止める:「このスクリプトを止める」ブロックがくっついている動作を止めます
スプライトの他のスクリプトを止める:「このスクリプトを止める」ブロックがくっついていない動作を止めます

クローンされたとき

まずはじめに、「クローン」とはスプライトの「コピー」のことです。
クローンのブロックを使うことで、プログラムによって同じキャラクターを生み出すことができます。

よって、「クローンされたとき」は、スプライトのコピーが生成されたときに何かをするという時に使用します。

【自分自身のクローンを作る】

選択しているスプライトのクローンを作ることができます。

【このクローンを削除する】

作られたクローンを削除することができます。

まとめ

今回は「制御」について解説しました。
条件分岐(if構文)やループなど、プログラミングで使用頻度の高いプログラムを扱うことになるので、積極的にマスターしましょう!
次の講座は「Scratchブロック講座⑥「調べる」をマスターしよう!」です!ぜひご一読ください!

この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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