プログラミングは「難しそう」「専門的でハードルが高い」と思われがちですが、実はとても面白いものです。
自分で作ったプログラムが動いたときの達成感や、新しいスキルを身につける喜びが大きな魅力です。
この記事では、「プログラミングが楽しいと感じる理由」や「学習を続けるコツ」について解説します。
初心者の方でもプログラミング楽しめるようになる方法も紹介するので、ぜひ参考にしみててください。
そもそもプログラミングはなにをするの?
プログラミングとは、コンピューターに指示を与え、思い通りに動かすための技術です。単にコードを書く作業ではなく、論理的に問題を解決しながらシステムやアプリケーションを作る工程全体を指します。
たとえば、スマートフォンのアプリやゲーム、企業の業務を自動化するツールなど、私たちの身の回りにある多くのものがプログラミングによって動いています。
また、ウェブサイトやAI技術、IoT機器など、幅広い分野でもプログラミングが活用されているため、現代社会において欠かせないスキルのひとつです。
プログラミングが楽しいと感じる理由
新しい技術が身に付く
プログラミングを学ぶことで、最新の技術や知識を得ることができます。
今話題のAI(人工知能)や、データサイエンス、ブロックチェーン、ロボティクスなど、未来を担う技術に触れることができます。
さらに、現代はデジタル技術の進歩が非常に速く、新しいプログラミング言語やフレームワークが次々に登場しています。このため、プログラミングを続けることで、常に新しいことを学ぶ刺激があり、飽きることなくスキルを磨いていくことができます。
また、新しい技術を習得することで、より高度なシステムを開発できるようになりキャリアの選択肢も広がるでしょう。
自分で思い描いたものを形にできる/動かせる
プログラミングの最大の魅力のひとつは、自分のアイデアを形にし、実際に動かせることです。
「こんなアプリがあったら便利」「こういうゲームを作ってみたい」と思ったら、それを自分の手で実現できるのがプログラミングの醍醐味です。
たとえば、自分専用のタスク管理アプリを開発したり、オリジナルのゲームを作ったりすることで、クリエイティブな能力を発揮できます。
また、趣味で作ったプログラムを他の人と共有したり、実際にビジネスにつなげたりすることも可能です。
このように、プログラミングは「作りたい」という気持ちを形にできるスキルであり、その過程を楽しめることが大きな魅力です。
自信が付く、自己肯定感が上がる
プログラミングを学ぶことで、他の人にはない専門的なスキルを身につけることができるため、「自分はできる」と感じられることは大きな自信につながります。
また、難しいプログラムに挑戦し、それを完成させたときの達成感は格別です。エラーを一つずつ解決し、試行錯誤を繰り返した結果、正しく動作するプログラムを作り上げることができたとき、「自分で問題を解決できた」という自己肯定感が高まります。
さらに、プログラミングは小さな成功の積み重ねが重要です。最初は簡単なコードでも、少しずつレベルアップしていくことで、「こんな難しいこともできるようになった」と実感できるようになります。このような経験を積むことで、学習意欲が向上し、新たな課題にも前向きに挑戦できるようになるでしょう。
達成感を味わえる
プログラミングは、複雑な問題を論理的に整理し、コードとして形にする作業の連続で、何かを形でするごとに「できた!」という達成感を味わうことができます。
そのため、一つのプログラムが完成したときの達成感は非常に大きいものになります。
たとえば、最初は思い通りに動かなかったコードが、エラーを修正しながら改良を重ねることで、完璧に動作するようになったときの喜びは格別です。
また、より高度なプログラムに挑戦し、それを完成させるたびに、自分の成長を実感することができます。
人の役に立てる/困りごとを解決できる
プログラミングのもう一つの大きな魅力は、身近な問題を解決し、人の役に立つツールを作れることです。
たとえば、仕事を効率化するための自動化ツールを作成したり、友人や家族のために便利なアプリを開発したりすることができます。
また、医療や教育分野では、プログラミングを活用したシステムが多く導入されており、オンライン学習プラットフォームやリモート診療システムなどは多くの人の生活を支える重要な技術となっています。
このように、プログラミングは単なるスキルではなく、人々の生活をより便利にするための手段でもあります。自分の作ったものが誰かの役に立つことで、大きなやりがいを感じられるでしょう。
プログラミングがつまらないと感じる理由
独学で挫折する
プログラミングは独学で学ぶと、途中で挫折してしまうこともあります。
初心者のうちは、プログラムが思うように動かず、何が問題なのかも分からないことがよくあります。エラーメッセージの意味を理解するのも難しく、解決策を見つけるのに時間がかかることも少なくありません。
また、プログラミングには専門用語が多く、学習を進める中で理解が追いつかず、難しく感じることがあります。
独学だと学ぶ順序を間違えたり、非効率な方法で進めてしまったりすることもあり、結果的に時間がかかることがあります。
地道な作業が多い
完成したプログラムだけを見ると、プログラミングは一見華やかなもの。
しかし、プログラミングは、一つひとつコードを書き、エラーを修正しながら作業を進めるとても地味な作業の連続です。
また、細かい部分を何度も調整しながら動作を確認し、試行錯誤を繰り返すことが求められる根気のいる作業です。
このような背景を理解していなかったことで、「思ったより疲れる」「つまらない」と感じてしまうこともあるでしょう。
覚えることが多い
プログラミングを学ぶ際、多くの人が「覚えることが多すぎる」と感じ、諦めてしまうことがあります。
プログラミング言語ごとの文法やルール、開発環境の使い方、デバッグ方法、アルゴリズムの概念など、学ぶべきことは多岐にわたります。
しかし、すべてを一度に完璧に覚える必要はありません。むしろ、学びながら必要な知識を少しずつ身につけることが重要です。
たとえば、最初は基本的な構文を理解し、簡単なプログラムを書けるようになったら、その都度必要な知識を追加していくことで、効率よく学習を進めることができます。
また、学んだことを実践することで理解が深まります。自分でコードを書いて試す、エラーを修正する、チュートリアルをこなすなどの経験を積むことで、自然と覚えられるようになります。焦らず一歩ずつ学んでいくことが、プログラミングの習得には大切です。
プログラムを作ってもうまく動かないことがある
プログラムを作っても思い通りに動作しないことはよくあります。
特に初心者のうちは、何が原因なのかを特定するのに時間がかかり、思った通りに動かないことにフラストレーションを感じるかもしれません。
エラーメッセージの意味を理解することが難しく、修正するたびに新たな問題が発生することもあります。
パソコンに不慣れだと難しく感じる
パソコンの基本操作に慣れていないと、プログラミング以前の部分で苦戦することがあります。
タイピングが苦手でコードを書くのに時間がかてしまったり、ファイルの保存や管理方法がわからず、作成したプログラムがどこにあるのかわからなくなることもあるでしょう。
さらに、開発環境の設定やソフトウェアのインストールがスムーズにできないと、プログラミングの学習を始める前の段階でつまずいてしまいます。このような状況が続くと、プログラミングそのものが難しいと感じてしまい、学習のモチベーションが低下することもあります。
そのため、プログラミングを学ぶ前に、まずはパソコンの基本操作に慣れることが重要です。タイピング練習サイトを活用したり、ファイルやフォルダの管理方法を学んだりすると、スムーズに学習を進めることができます。また、基本的なショートカットキーを覚えることで、作業効率も向上し、よりプログラミングを学びやすくなるでしょう。
プログラミングを学ぶメリット
キャリアの幅が広がる
プログラミングを学ぶことで、将来のキャリアの選択肢が大幅に広がります。
現代社会では、IT技術が多くの業界で必要とされており、プログラミングスキルを持っていることで、IT業界だけでなく、金融、医療、教育、マーケティングなど、さまざまな分野で活躍できる可能性があります。
また、プログラミングを習得することで、フリーランスやリモートワークといった柔軟な働き方ができるようになります。自分のスキルを活かして案件を受けたり、スタートアップ企業で新しいサービスを開発したりすることも可能です。将来的に独立を考えている人にとっても、プログラミングスキルは大きな武器となるでしょう。
デジタル社会で活躍できる能力が身に付く
現代はデジタル社会といわれ、多くの業務がオンライン上で行われるようになりました。そして、プログラミングを学ぶことで、デジタル時代の業務に適応するための能力を養うことができます。
具体的には、以下のようなスキルが身につきます。
デジタル社会で活躍できる能力とは?
・論理的思考力:プログラミングは、問題を整理し、解決策を順序立てて考えるスキルを必要とします。この力は、プログラムを書くこと以外にも、ビジネスや日常生活での課題解決にも役立ちます。
・問題発見・解決能力:コードを書いていると、必ずバグやエラーに直面します。その問題を見つけ、試行錯誤しながら解決する過程で、課題解決能力が鍛えられます。
・創造力:プログラミングは、自分のアイデアを形にするツールでもあります。新しいアプリやシステムを考え、実際に開発することで、創造力が養われます。
これらのスキルは、プログラマー以外の仕事にも応用できるため、デジタル社会において非常に価値のある能力といえるでしょう。
アイデアを形にできる
プログラミングの大きな魅力の一つは、自分のアイデアを形にできることです。「こんなアプリがあったら便利」「こういうゲームを作ってみたい」と思ったとき、それを自分で実現することが可能です。
たとえば、以下のような例が挙げれます。
・自分専用のタスク管理アプリを作る
・趣味でゲームを開発し、友達と遊ぶ
・簡単なチャットボットを作り、業務の効率化を図る
など、プログラミングを学ぶことで、実用的なツールを自分で作れるようになります。
プログラミングは単なる技術ではなく、問題解決やクリエイティブな発想を形にするための強力な手段です。学んだ知識を活かして、オリジナルの作品に挑戦してみることで、より一層のやりがいを感じることができるでしょう。
プログラミングを楽しむためのコツ
少しずつ学ぶ
プログラミングは、一度にすべてを理解しようとすると難しく感じることがあります。そのため、最初は小さなステップから始めることが大切です。
たとえば、簡単なコードを書いてみることから始めて、少しずつ機能を追加していくことで、学習のハードルを下げることができます。また、難易度の低いプログラムを作ることで、「できた!」という達成感を味わいながらモチベーションを維持することができます。
学習を継続するためには、毎日少しずつコードを書く習慣をつけることも重要です。1日10分でもプログラミングに触れることで、知識が定着しやすくなり、継続的な成長につながります。
自分に合った言語から始める
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴があります。そのため、これからプログラミングを学ぶ場合は自分の目的に合った言語を選ぶことが大切です。
Web開発をしたいならHTMLやCSS、JavaScript。また、ゲーム開発に興味があるなら、PythonやC#(Unity)など、自身の目的に合う言語を選ぶようにしましょう。
また、初心者でも学びやすい言語として知られるPythonは、シンプルな文法で学びやすく、データ分析や機械学習などにも応用できるため、多くのユーザーに人気があります。
言語選びに迷ったら、まずは簡単なコードを試してみて、自分に合うかどうかを確認するのも良い方法です。
作りたいもの・目標をもつ
プログラミングを学ぶ上で最も大切なのは、「何を作りたいか」を明確にすることで学習のモチベーションに繋がりやすくなります。
オリジナルのWebサイトを作りたい、スマートフォンアプリを開発したい、ゲームを作りたいといった具体的な目標があると、学習の方向性がはっきりし、効率的にプログラミングを学べるでしょう。
また、作りたいものを持つことで、実際にコードを書いて試行錯誤する機会が増え、プログラミングの本質的な楽しさを体験することができます。
プログラミング教室で学ぶ
独学で学ぶこともできますが、プログラミング教室に通うことで、よりスムーズに学習を進めることができます。
プログラミング教室では、初心者向けのカリキュラムが整っており、わからないことがあればすぐに講師に質問できる環境が整っています。また、同じ目標を持つ仲間と学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
プログラミングに向いている人の特徴
論理的思考が得意
プログラミングでは、問題を整理し、効率的な解決策を見つける論理的思考力が求められます。
コードを書く際にも、「どのような手順で処理すれば最もスムーズに動作するか」を考えながら組み立てる必要があります。
そのため、物事を論理的にとらえることができる人は、プログラミングに適性があることが多いです。
好奇心が旺盛
プログラミングは、新しい技術やツールが次々に登場する特殊な分野です。そのため、「新しいことを学ぶのが好き」「自分で試してみたい」と思う好奇心旺盛な人はプログラミングでもその特性を活かせるでしょう。
たとえば、新しいプログラミング言語や開発ツールが出たときに「使ってみたい!」と感じる人は、プログラミングの学習を続けやすいでしょう。また、エラーやバグが発生したときに「なぜこうなったのか?」と興味を持ち、原因を突き止めるのが好きな人も、プログラミングに向いているといえます。
モノづくりが好き
プログラミングは、アイデアを形にする技術です。何かを作るのが好きな人にとって、プログラミングはとても楽しいものとなるでしょう。
また、ゲームやアプリを作りたい、Webサイトをデザインしたいといったクリエイティブな目標を持つ人は、プログラミングの世界にどっぷりハマる可能性が高いです。自分の作ったものが実際に動き、多くの人に使ってもらえるという達成感が、さらにプログラミングハマるきっかけるなります。
プログラミングは小さいうちから学ぶべき?
プログラミング教育は、小さいうちから始めることでより効果的に学習できます。
子どもは好奇心が旺盛で、新しい知識をどんどん吸収します。この時期にプログラミングを学ぶことで、論理的思考力や問題解決能力を身につけることができるでしょう。
また、小学生向けのプログラミング教材やツールは、ゲーム感覚で楽しみながら学べるものが多く、遊びの延長として取り組むことができます。たとえば、「Scratch」や「Minecraft」を使ったプログラミング学習は、子どもたちが視覚的にコードを理解し、直感的にプログラミングの基礎を学べるツールとして人気です。
さらに、プログラミングは学校教育にも取り入れられており、プログラミング学習から得られるスキルは将来的に役立つスキルになり得るでしょう。特にデジタル化が進む現代では、プログラミングの知識があることで、多くの職業において有利に働く可能性が高くなります。
しかし、小さいうちに学ばなければならないわけではなく、成長してからでも十分に学ぶことは可能です。重要なのは、興味を持ち、楽しみながら学ぶ環境を整えることです。
小学生のプログラミング学習は「デジタネ」!
「デジタネ」は小・中学生向けオンラインプログラミング教材です。
デジタネの教材は「エンタメ性」を取り入れており、「Maincraft」や「ロブロックス」など、子どもに人気のゲームを使ってプログラミングを学ぶので、子どもの食いつき抜群です!
また、「デジタネ」の特徴は以下の通りです。
・月額定額制で豊富な学習コンテンツが学び放題:マインクラフトやロブロックスを使ったコースや、タイピングコースなど豊富なラインナップがいつでも学び放題です。
・初心者でも安心のカリキュラム:プログラミング未経験の子どもでも理解しやすいよう、わかりやすいステップで学習を進められます。
・会員限定のライブ配信:有料会員様限定で定期的にYouTube上でライブ配信を行っています。ライブ配信では、デジタネのキャラクターといっしょにみんなが作ったゲームや作品で遊んだり、子どもたちが楽しめる時間をご用意しています。
小学生のうちからプログラミングを学ぶことは、ただコードを書く技術を習得するだけでなく、論理的思考力や問題発見・解決能力、創造力を鍛える絶好の機会です。
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「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。