子どもがプログラミングを習い始めたら、ぜひ挑戦してほしい「プログラミングコンテスト」。
プログラミングコンテストは、サッカーでいえば「地区・全国大会」だったり、ピアノでいえば「発表会」のようなものです。
ただプログラミングを習うだけではなく、大会・コンテストへの参加を目指すことで、子どもの学習へのモチベーションを上げたり、プログラミングスキルの更なるステップアップに繋がります。
そこで今回は子ども向けのプログラミングコンテストを7つご紹介します。
初心者でも参加しやすいものから上級者向けの大会・コンテストをご紹介するので、ぜひこの機会にプログラミングコンテストへの参加を考えてみてはいかがでしょうか?
子ども向けプログラミングコンテストとは?
子ども向けプログラミングコンテストは、子どもを対象としたプログラミングの大会で、参加者は自分で作成したプログラムを競技会で披露することが求められます。
このコンテストは、子どもたちがプログラミングを通じて学び、成長する機会を提供することを目的としています。
子どもたちはプログラミングを学ぶことによって、論理的思考や問題解決能力を身につけることができ、さらに、コンテスト参加者の中から優れた成果を上げた子どもたちが輩出され、その成果や活躍が注目されています。
子ども向けプログラミングコンテストの参加資格は?
参加資格は大会ごとに異なるため注意が必要です。
大会ごとに事前にしっかり確認をしましょう。
子ども向けプログラミングコンテストは、一般的に小学生を対象としたコンテストとなっており、高学年の子どもたちが多く参加しています。
プログラミングの経験やスキルに関しては特に制限はありませんので、初心者でも積極的に参加することができます。
ただし、プログラミングが得意な子どもたちが多いため、上位入賞を目指す場合はプログラミングの勉強を積極的にしておくことが必須です。
全国各地で開催されており、自宅近くのコンテストに参加することができるので、子どもたちのチャレンジ精神を引き出す機会として、ぜひ子ども向けプログラミングコンテストに参加してみてください。
子ども向けプログラミングコンテスト・大会7選
①ゼログラ(01GRANDSLAM)
ゼログラは、一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構が開催する全国小学生プログラミング大会です。
小学生であれば「誰でも」「無料で」参加でき、子どもたちのワクワク感を追求した、プログラミングの競技大会です。
そして2023年の今回、プログラミングを学ぶ基礎的なツールである「Scratch」を採用した「Scratch競技」や、「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」といった3種類のロボットから、得意なロボットを選んで参加できる「ロボット競技」という、ツールや教材に偏らない、ジェネラルで参加しやすい競技設計をおこなっています。
【ゼログラの特徴】
1.コンテスト形式の大会にはない、子どもたちがスポーツのように実力を競い合う競技形式
3人1組のチーム戦、ポイント制による勝ち抜き形式など、ストーリー性やエンターテイメント性にこだわった設計。
2.プログラミング界のヒーロー/ヒロインを生み出す!リアルな会場イベントで濃密な体験
子どもたちの日頃の頑張りを可視化し、プログラミングで他のスポーツのように活躍できる場所になるように、集客性の高い大型ショッピングモールなどでリアル大会を開催します。
3.小学館のコミックや雑誌、テレビ東京「おはスタ」など、メディアとの連携でメジャーな大会に
メディア企業が中心となった大会だからこその規模感と、ツールやカテゴリーによらない、ジェネラルな大会実現をめざす。
【開催時期】
【予選】7月15日(土)~8月20日(日)
【1回戦】9月9日(土)、10日(日)(予定)
【2回戦】 東日本ブロック:10月15日(日)@イオンレイクタウンkaze(埼玉県越谷市)
西日本ブロック:10月29日(日)@イオンモール京都桂川(京都府京都市)
【決勝戦】11月26日(日)@池袋サンシャインシティ 噴水広場(東京都豊島区)
【参加費】無料
【参加人数(見込み)】2500名の小学生
②デジタネプログラミングコンテスト
デジタネプログラミングコンテストは、自社で子ども向けプログラミングスクールを運営するエデュケーショナル・デザイン株式会社が開催するプログラミングコンテストです。
デジタネ受講生であれば、デジタネ受講生向けに用意されている「コミュニティページ」に作品を投稿するだけで簡単に応募ができるため、応募ハードルがとても低いことが特徴です。
デジタネ受講生以外も、イベントコンテンツ参加者向け専用フォームから作品を応募するだけなのでとても簡単に応募ができます。
投稿するだけで賞品を受け取るチャンスを得られる設計になっているため、とりあえず投稿してみたいというユーザーも大歓迎です。
【開催概要】
【応募期間】2023年7月17日(月)〜8月31日(木)
【授賞式】2023年9月30日(土)@オンライン (予定)
【対象生徒・参加条件】
・デジタネを受講しているすべての生徒
・デジタネ教室 夏の短期イベント参加者
※オンラインユーザーも参加可能です
【参加費】無料
③Tech Kids Grand Prix
2022年の開催では「5,210件」の応募を超えたプログラミングコンテストTech Kids Grand Prix。
「Tech Kids Grand Prix」は、これからのデジタル社会を担っていく全国の小学生に向けたプログラミングコンテストで、『21世紀を創るのは、君たちだ。』をスローガンに掲げています。
VISION(掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTATION(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)の3つの観点から審査を行い、全国No.1小学生プログラマーを決定します。
【開催概要】
【募集作品】コンピュータプログラミングを用いて開発されたオリジナル作品
※未発表または2023年2月27日以降に発表され、一般的なPCやスマートフォンで動作可能な作品に限る
※ロボットや電子工作等、特殊なハードウェアを必須とする作品は応募不可(一般的なPCで動作するシミュレータ等を用いる場合は応募可)
【部門・言語】指定なし
【資格】小学生であること(生年月日が2011年4月2日 〜 2017年4月1日の方)
【参加費】無料
【応募受付期間】7月1日(土)00:00 〜 9月30日(土)23:59
【Tech Kids Grand Prix公式サイトはこちら!】
④U-22 プログラミング・コンテスト
U-22プログラミング・コンテストは、優れたIT人材の発掘・育成を目的に1980年から経済産業省主催でスタートし、現在は次代を担う若者を応援したいという協賛企業支援のもと実行委員会主催で開催されているプログラミングコンテストです。
また、応募作品数に制限がないことが特徴で、1人でいくつもの作品を応募することが可能です。
応募作品のジャンルや言語などは自由で、自信があるジャンルでの作品応募が可能なので、力試しをしてみたい方はぜひ応募してみてください。
【開催概要】
【応募資格】22歳以下(西暦2001年4月2日以降に生まれた方)
【募集内容】未応募(他のコンテストを含む)のオリジナル作品であること。
【ジャンル】制限なし
【プログラミング言語】制限なし
【応募締切】2023年8月31日
【最終審査会】
会期:2023年11月19日(日)12:00~19:00(予定)
会場:昭和大学上條記念館(対象者に詳細を案内)
【U-22 プログラミング・コンテスト公式サイトはこちら!】
⑤PG BATTLE
今年で6回目となるPG BATTLEは、1チーム3名による企業・学校対抗バトル形式のプログラミングコンテストです。
参加者は毎年1,000名を超え、社会人や学生により熱いバトルが繰り広げられています。
PG BATTLEの大きな特徴としては、投稿された作品を審査する形式ではなく、出題された問題を解くプログラムを90分間に4つ書いてオンライン提出するいわゆる「ガチ勝負」形式となります。
そのため、プログラミング知識や技術の保有が重要になるので、腕に自身がある方は奮って参加してみてください。
【開催概要】
【開催日時】2023年10月21日(土)13:00 – 14:40 ※Japantime
【開催場所】受験は会場を使用せず、会社・学校・自宅等からインターネット経由でリモート受験。
【エントリー期間】2023年7月10日(月)〜 10月19日(木)
【参加部門】
以下の3部門でそれぞれ競います。
①高校、中学、小学校、その他スクールの部(18歳以下)
②大学&大学院、高専、専門学校の部
③企業の部
【参加資格】
1チーム3名でエントリー。
1社あるいは1校で複数のチームが参加可能ですが、1人が複数チームに属することは不可。
【競技内容】プログラミングスキル判定サービス TOPSICを使って90分間で4問のプログラムを提出。
【参加費】 無料
【結果発表】結果発表会 2023/10/28(土)16:00〜
⑥全国選抜小学生プログラミング大会
全国選抜小学生プログラミング大会は、「みんなのみらい、みんなでつくろう」をスローガンに掲げ、誰でも、どこにいても関係なく、子どもたち皆が活躍できるみらいを目指し、子どもたちのチャレンジを応援する大会です。
高度なプログラミング技術を持つ「天才発掘」を軸とするのではなく、プログラミングを通じて社会を生き抜く思考力・行動力・プロデュース力を含めた総合的な「人間力」を育てることを目標としているので、「自分には他の人より優れたプログラミング技術がない」と不安を抱える子どもたちにぜひ参加してほしい大会です。
⑦PCNこどもプロコン
PCNこどもプロコンは、PCN(プログラミング クラブ ネットワーク)が運営するプログラミングコンテストです。
PCN(プログラミング クラブ ネットワーク)は、「すべてのこどもたちにプログラミングの機会を提供する」を理念におくサークル活動で、こどもパソコン「IchigoJam」シリーズや様々な教材・コンピュータを活用して子どもたちのプログラミング学習をサポートすることを目的としています。
PCNこどもプロコンでは、ソフトウェア部門とロボット・電子工作部門があり、オリジナルの作品の場合はジャンルや言語、作成ツールを問わず自身で自由に選ぶことができます。
さいごに
本記事では子ども向けプログラミングコンテストを7つご紹介しました。
小・中学生のうちからプログラミングコンテストに参加することで、プログラミングスキルの向上はもちろん、子どもにとって大変貴重な経験になります。
子どものさらなるプログラミングスキルの向上を目指して、ぜひプログラミングコンテストに挑戦してみてください!
デジタネでプログラミングスキルを身に付けよう!
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受講料は定額制で、PC・タブレットで受講可能なコースを多数ご用意しています。
教材はわかりやすく楽しい動画なので、保護者の方がずっと横についてサポートしてあげる必要がないのも助かるポイントです。
コース内容は、初心者におすすめのビジュアルプログラミング言語を使用する「マイクラッチコース」や「Scratchコース」、テキストプログラミング言語を使用してゲーム制作を行う「ロブロックスコース」など、楽しいゲームを作ることをベースとして、子どもたちがいきいきとプログラミング学習に取り組めるカリキュラム内容となっています。
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「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。