小学生でのプログラミング必修化を皮切りに、中学生・高校生と幅広くプログラミングが学ばれるようになりました。
ただ、まだまだ学校現場もどのように教えていいのか分からないケースもあり、子どもたちが十分に学習できていないような現状です。
そのため、ロボットやゲームが好きな傾向にある男の子がその仕組みに興味を持ち、プログラミングを学ぶケースがとても多いです。
とはいえ、社会のデジタル化がますます進んでいくこれからの時代には、そういった技術の仕組みを知っておくことが男女関係なく必要になってきます。
さらにいえば、プログラミング学習者の男女差はそのまま男女格差の問題に繋がってしまう可能性もあるのです。
そこで今回の記事ではプログラミング学習者における男女差の詳しい現状と、どのようにその問題を解決していくべきなのかについて解説していこうと思います。
プログラミング学習者における男女の偏り
気になるプログラミング学習者の男女比は?
現在プログラミング学習者の男女比はどのくらいなのでしょうか?
色々なデータを見ると、大体「男の子:女の子=8:2」くらいになっているそうです。
引用:コエテコ総研
例えばコエテコ総研さんの調べによると、体験申込者の男女比は男の子で81.8%、女の子で18.2%になっています。
実際に大学における工学部の学生も、エンジニアの割合も同じような男女比率になっているようです。
プログラミングを楽しむ女の子はとても多い
ただ実際にプログラミングは女の子も男の子と変わりなく学べるものですし、もちろん非常に楽しんでくれます。
例えば、普段遊んでいるゲームをつくりながらその裏側(プログラム)を学べるワクワク感は男女ともに変わりませんし、自分の実現したいことをプログラミングで形にできる喜びは誰にでも感じられるものです。
ではなぜプログラミング学習者の男女比には大きな差があるのでしょうか?
プログラミング学習者の男女比に偏りがある理由
女の子のプログラミング学習者の割合が低い理由としては主に2つ考えられます。
以下で詳しく見ていきましょう。
理由① プログラミング学習に対する偏見
1つ目の理由は、無意識に「プログラミングは男の子が学ぶもの」という思い込みがあるためです。
引用:Girl Scouts of Japan
上のデータによると、「男子は女子よりも理数系の能力が高い」と思われている割合がとても高いことが示されています。
そのため、一般的に理数系の分野だと考えられているプログラミングについても同様に「男の子が学ぶもの」という偏見が強いことがわかります。
理由② 女の子が楽しめる教材が少ない
2つ目の理由としては、女の子が楽しめるプログラミング教材が少なかったという状況もあります。
例としてはロボット教材などが挙げられ、もちろんそれでも楽しんでくれる女の子も多いのですが、やはり抵抗感は少なからずあるという傾向にあります。
男女ともに楽しめるプログラミング教材「ディズニーコース」
そんな中、男女ともにプログラミングを楽しく学習できる教材としてリリースしたのが新リリースの「ディズニーコース」になります!
「ディズニーコース」とは?
ディズニーコースは小学生低学年から学べる教材で、ディズニーやピクサーの作品の世界観でプログラミングを学ぶことができます。
これらの作品には皆さんも馴染みがあると思いますので、楽しみながら長く継続して学習できるところが特徴のコースになっています。
それではディズニーコースの具体的な中身について、気になる方も多いと思うので、詳しくみていきましょう。
ディズニーコース開発の背景
女の子のプログラミング学習には最初の取っ掛かりとなる教材選びがとても重要になってきます。
そこで、男女ともに学習しやすいという点で開発・リリースしたのがこのディズニーコースになります!ディズニーやピクサーの作品は男女関係なく、皆に親しまれているものなので、学びはじめるときの抵抗感も少ないですし、長く楽しみながら学習できます。
実際にプログラミングをやってみると楽しいと思ってくれる女の子はとても多いので、ディズニーコースとの相性はかなり良いと言えます。
ジェンダーギャップ問題の解消にも!
ちなみに、ディズニーコース開発の背景には「ジェンダーギャップ(男女格差)」をなくしていくという大きな目的もあります。
引用:世界経済フォーラム
世界経済フォーラムが2022年に発表した「ジェンダー・キャップ指数」を見ると、日本のジェンダーギャップの総合順位は146か国中で116位、先進国の中では最低レベルになっています。
これらの順位をあげていく、つまり男女格差をなくしていくためにも、男女関係なくプログラミングを学んでおくことは重要なので、ディズニーコースをきっかけに女性も楽しくプログラミングを学べる環境をつくっていきたいと考えています。
ディズニーコースで学べること&推奨年齢
お子様がはじめてプログラミングを学ぶときには、Scratchというものを活用するケースが多いです。
プログラミングというと、難しい英数字が書かれているものを想像するかと思いますが、Scratchでは積み木のように、ブロックを組み立てる感覚でプログラムを組んでいきます。
ディズニーコースでは、そのScratchのような感覚でプログラミングを学ぶことができますので、初心者も安心です。
上の画像の通り、画面左でブロック(プログラム)を組み、それを画面右のディズニーやピクサーの作品の世界に反映していきます。
そのためディズニーコースでは小学1年生〜を対象に、プログラミングの初歩からはじめ、基礎的な理解までしていただけるような設計になっております。
これなら初心者の方も安心ですね!
ディズニーコースの内容
では、そんなディズニーコースはどのような内容になっているのでしょうか?
本コースは12個のミッションで構成されており、ミッションごとにテーマとなるディズニーやピクサーの作品も変わっていきます。例えば、『アナと雪の女王』や『モンスターズ・インク』などがミッションごとのテーマとなりますので、お子様が飽きずにモチベーションを保ったまま受講いただくことができます。
ここでは現在公開されているミッションを3つご紹介していきます。
Mission①ミッキー&フレンズ
『ミッキー&フレンズ』のミッションでは、ミッキーマウスが踊るプログラムをつくっていきます。ミッキーのダンスにつられて、ミニーマウスやドナルドダックなどのなかまたちもおどりだします。
ディズニーの作品のキャラクターを動かすのを楽しみながら、まずはプログラミングの初歩を学んでいきましょう!
Mission②アラジン
『アラジン』のミッションでは、アラジンとジャスミンをのせた魔法のじゅうたんがアグラバーをとびまわるプログラムを作成します。
動きのある作品をつくっていくため、お子様もワクワクドキドキしながら学習できますね。
本ミッションでは、ゲームづくりの基本となるキャラクターの動かし方を中心としたプログラムを学んでいきます。
このミッションを皮切りに、本格的なプログラミング学習をスタートしてみましょう。
Mission③リトル・マーメイド
『リトル・マーメイド』のミッションテーマは「海の中の音楽会」。
アリエル、セバスチャン、うみのなかまといっしょに音楽を演奏するプログラムをつくっていきます。
音楽の種類も豊富なため、プログラミング以外の要素も含めて楽しむことができるミッションになります。
また、このミッションからは中学の数学で出てくる「x座標、y座標」といった概念も先取りして楽しく学んでいきます。
プログラミングにはしばしばこのような数学的要素もあったりしますので、論理的思考力を鍛えることに繋がるのも魅力的ですね!
ディズニーコースでプログラミング体験!
デジタネでは、みなさんが安心して本格的にプログラミング学習に取り組んでいただけるよう「14日間の無料体験」を行っています。
14日間の無料体験では、学習コンテンツの一部を無料で体験することができます!
ディズニーコースにおいては、Mission①『ミッキー&フレンズ』を体験していただくことができます。
ぜひこの機会に「わかりやすくて楽しい」デジタネのプログラミング教材を体験してみてください!
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「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。