ゲームと勉強を両立するコツ7選!両立が難しい理由や年齢別のルール作り例付き

教育

「勉強しなきゃいけないのはわかってる。でもゲームがやめられない……」

 

こんな悩みを抱えている学生さん、あるいはお子さんを見て心配している保護者の方は多いのではないでしょうか。
ゲームは友達との共通の話題にもなるし、日々のストレス発散にもなる。だからこそ「全面禁止」は現実的じゃないし、無理に取り上げれば逆効果になることだってあります。

 

結論を先にお伝えすると、ゲームと勉強の両立は、ルールと仕組みの作り方次第で十分に可能です。

 

この記事では、そもそもなぜ両立が難しいのかという理由から、今日から使える両立させるための具体的なコツ7選、年齢別のアドバイスまで、まるっと解説していきます。

 

きっとお子さんの状況に合ったヒントが見つかるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

実際どれくらい遊んでる?子どものゲーム時間をデータで見てみよう

いこーよ総研の調査(2025年)によると、9歳以上の子どもの91%がゲームを利用しています。そして、1回あたりのプレイ時間は以下の通りです。

 

プレイ時間 平日 休日
30分未満 19% 14%
30分〜1時間未満 34%(最多) 26%
1〜2時間未満 24% 26%(最多)
2〜3時間未満 7% 12%
3〜5時間未満 3% 9%

 

平日は1時間未満に収まっている家庭が多い一方、平日でも1時間以上ゲームをしている家庭は34%と約3人に1人。さらに休日になると長時間化が一気に進み、「3〜5時間未満」は平日の3倍に跳ね上がります。
平日の習慣づくりはもちろん、休日のゲーム管理が両立のカギになりそうですね。

 

参照:子どものゲーム利用「ほぼ毎日」が過半数! 始めるのは何歳から?【子どものゲーム利用調査①】/いこーよ総研ユーザーアンケート

ゲームと勉強を両立するコツ7選

ここからは、ゲームと勉強をうまく両立するための具体的なコツを7つ紹介します。
ポイントは「気合いで我慢する」ではなく、無理なく続けられる仕組みを作ること。全部をいきなり取り入れなくても大丈夫なので、「これならできそう」と思えるものから試してみてください。

コツ1|勉強→ゲームの順番を崩さない

最も効果的でシンプルなルールは、「勉強を先に終わらせてからゲームをする」という順番を固定することです。

 

ゲームは一度始めると脳がドーパミンを出し続けるので、途中で切り上げて勉強に戻るのは本当に難しい。「30分だけ」のつもりが1時間になり、気づいたら寝る時間…これは意志が弱いのではなく、順番の問題です。

 

だったら最初から「ゲームの後に勉強する」という選択肢を捨ててしまう方がラクです。勉強を先に片づければ、その後のゲームが純粋なごほうびになり、勉強のモチベーションにもつながって一石二鳥です。

コツ2|ゲーム時間は親が決めるのではなく、自分で宣言させる

ゲームの時間制限は、親が一方的に決めるのではなく、子ども自身に「今日は◯時間にする」と宣言させるのが効果的です。

 

理由はシンプルで、人は他人に押しつけられたルールより、自分で決めたルールの方が守りやすいからです。「お母さんが1時間って言ったから」と「自分で1時間にするって決めたから」では、同じ1時間でも本人の納得感がまるで違います。

 

大事なのは、子どもが「自分で決めた」と感じられること。この小さな積み重ねが、自己管理力のトレーニングにもなっていきます。

コツ3|タイマーやアプリを使って時間を「見える化」する

ゲーム時間は「なんとなく」ではなく、タイマーやスクリーンタイム機能を使って数字で把握するのがおすすめです。

 

ゲームに夢中になっていると、体感時間と実際の時間がびっくりするほどズレます。「30分くらいかな」と思っていたら1時間以上経っていた、という経験は誰にでもあるはず。

 

対策としては、スマホのスクリーンタイム機能やキッチンタイマーを活用するだけで十分です。タイマーが鳴ったら終了、というシンプルなルールなら、親子間の「もう終わりにしなさい」「まだ大丈夫でしょ」というやりとりも減らせます。

コツ4|ゲームする場所と勉強する場所を分ける

ゲームと勉強は、物理的に違う場所でやるのがベストです。

 

脳は場所と行動をセットで記憶する性質があるので、「この場所=ゲーム」「この場所=勉強」と分けるだけで、切り替えがスムーズになります。

 

理想はゲームはリビング、勉強は自分の部屋(またはその逆)。難しければ、机の向きを変える、勉強中はゲーム機を別の部屋に置くなど、小さな工夫でもOKです。ポイントは、勉強するときに視界にゲームが入らない環境を作ることです。

コツ5|「ここまで終わったらゲームOK」のごほうび制にする

勉強の目標を具体的に設定し、達成したらゲームを解禁する「ごほうび制」は、モチベーション維持にかなり有効です。

 

たとえば「ドリルを3ページ終わらせたらゲームOK」「英単語を20個覚えたらOK」のように、ゴールを明確にしてあげましょう。
「1時間勉強したら」という時間基準よりも、「ここまでやったら」という成果基準の方が集中力が上がりやすく、ダラダラ勉強の防止にもつながります。

コツ6|1週間のスケジュールを親子で一緒に作る

毎日その場で「いつ勉強する?いつゲームする?」と考えるのではなく、週の初めにざっくりスケジュールを決めてしまうのがおすすめです。

 

「月曜は塾があるからゲームは30分」「土曜は午前中に勉強を終わらせて午後はフリー」など、1週間の見通しを立てるだけで、本人も親も判断に迷わなくなります。
紙に書いて壁に貼っておくだけでも効果は十分。大事なのは完璧なスケジュールを作ることではなく、「決まっている」という状態を作ることです。

コツ7|完全禁止はNG。むしろ逆効果になる理由

ゲームの全面禁止は、短期的にはうまくいっても長期的には逆効果になるケースが多いです。
禁止されるとかえって執着が強まるのは、大人でも子どもでも同じ。さらに、友達がゲームの話で盛り上がっているのに自分だけ入れない疎外感は、子どもにとって想像以上のストレスになります。

 

そのストレスが勉強への反発や親子関係の悪化につながってしまっては本末転倒です。目指すべきは「禁止」ではなく「コントロールできる状態」。

 

ここまで紹介したコツ1〜6を組み合わせて、無理のない共存ルールを作っていきましょう。

【年齢別】うちの子にはどう対応すればいい?

ゲームとの付き合い方は、子どもの年齢によって変わります。小学1年生と高校生に同じルールを当てはめても、うまくいかないのは当然ですよね。ここでは年齢別に、押さえておきたいポイントを整理しました。

小学生(低学年)|ルールは親が主導で一緒に作る

低学年のうちは、親がリードしてルールを作るのが基本です。 ただし「1日30分ね」と一方的に伝えるのではなく、「どれくらいなら遊べそう?」と子どもにも聞いてみてください。

 

自分も決める側に参加した、という感覚があるだけで、ルールへの納得感がぐっと上がります。時間の管理にはスマホの見守り機能やキッチンタイマーを使い、「タイマーが鳴ったらおしまい」とシンプルにしておくのがおすすめです。

小学生(高学年)|少しずつ自分で管理させてみる

高学年になったら、「自分でルールを決めて守る」練習を少しずつ始めましょう

 

たとえば、1週間のゲーム時間を自分で計画させて、週末に振り返る。守れた日が多ければ一緒に喜ぶ、守れなかった日があれば「なんでだと思う?」と原因を考えさせる。この繰り返しが、中学以降に必要になる自己管理力のベースになります。

 

親の役割は「管理する人」から「見守る人」に少しずつシフトしていくイメージです。

中学生|テスト前の「ゲーム断ち」ルールを決めておく

中学生は、普段のルールに加えて「テスト前だけの特別ルール」を事前に決めておくのがポイントです。

 

部活や友達付き合いで忙しくなる中学生は、普段のゲーム時間は本人に任せて大丈夫なケースも多いです。ただし定期テスト前だけは別。「テスト1週間前からはゲーム封印」など、あらかじめ決めておけば、そのときになって揉めることもありません。

 

大事なのは、テスト直前に慌てて禁止するのではなく、平常時に話し合って「そういうものだ」という共通認識を作っておくことです。

高校生・受験生|自分で管理+封印する時期を決める

高校生、特に受験生は、自分で「いつ封印するか」を決めることが最も大切です。

 

この年齢で親がゲームを取り上げても反発を招くだけ。本人が「ここから先はやめる」と自分で線を引けるかどうかが勝負です。

 

おすすめは、受験本番から逆算して「この時期からゲーム封印」とカレンダーに書き込むこと。完全にやめるのがつらければ、「平日はゼロ、週末だけ1時間」のように段階的に減らすのも現実的です。周りが遊んでいる中で自分を律するのは簡単ではありませんが、自分で決めて実行できた経験は、受験後の人生でもずっと武器になります。

ゲームと勉強の両立が難しいのには理由がある

「意志が弱いからゲームをやめられないんだ」そう思っている人は多いですが、実はそれ、ちょっと違います。

 

ゲームをやめられないのは意志の問題ではなく、そもそもゲーム自体が「やめられないように作られている」からです。まずはその仕組みを知っておくだけで、対策の立て方がガラッと変わってきます。

ゲームは「続けたくなる」仕組みになっている

そもそもゲームは、プレイヤーが「もう少し続けたい」と思うように、ものすごく緻密に設計されています。

 

たとえば、ステージをクリアするたびに新しい武器やアイテムが手に入ったり、レベルが上がると次の展開が解放されたり。「ここまで来たんだからもうちょっとだけ……」と思わせる仕掛けが、これでもかというくらい詰め込まれているんです。

 

しかもこれは偶然そうなっているわけではなく、ゲーム会社が大量の開発費と時間をかけて「どうすればユーザーがハマるか」を本気で研究した結果です。大人でもハマるように作られているものに、成長途中の子どもが太刀打ちするのはそもそも難しい、と考えた方が自然ですよね。

「あと少しだけ」が止まらないのは脳のせい

「あと少しだけ」が止まらないのは、ゲームを遊んでいるときに脳の中で「ドーパミン」という物質がたくさん分泌されるためです。

 

ドーパミンは「楽しい!もっとやりたい!」という気持ちを生み出す、いわば快楽のスイッチのような存在です。
厄介なのは、ドーパミンが「達成した瞬間」だけでなく「もうすぐ達成できそう」というタイミングでも大量に出ること。ボス戦であとちょっとでクリアできそうなとき、ガチャであたりが出そうな予感がするとき——あの「やめどきがわからなくなる感覚」は、まさにドーパミンの仕業です。

 

つまり、「あと少しだけ」が止まらないのは根性や意志の問題じゃなくて、脳の仕組みとしてごく自然な反応だということ。ここを理解しておくだけで、「じゃあ仕組みで対策しよう」という発想に切り替えやすくなります。

 

参照:大石クリニック_ネット依存(ゲーム障害)の原因

スマホゲームは「常につながっている」からついつい開いてしまう

家庭用ゲーム機であれば、電源を切ってしまえばそこで一区切りつけられますが、スマホゲームはそうはいきません。
曜日限定のイベント、時間制限つきのミッション、フレンドからの対戦リクエストなど、スマホゲームは常に「今やらないと損するよ」というメッセージを送ってきます。

 

この常につながっている状態こそが、スマホゲームと勉強の両立を特に難しくしている最大の原因です。逆に言えば、この「つながり」を一時的に切る仕組みを作れれば、両立はぐっとラクになります。

ゲーム好きな子ほどハマる!遊びながら学べるプログラミングのすすめ

マイクラッチコースステージ1ミッション1の一部出典:デジタネ

 

ここまで、ゲームと勉強を両立するためのコツや年齢別の対応法を紹介してきました。
最後にひとつ、「ゲーム好き」を「学び」に直結させる方法についてもお伝えしておきます。

 

お子さんが普段マインクラフトやRoblox(ロブロックス)で遊んでいるなら、その延長でプログラミング学習を始めるという選択肢があります。
好きなゲームの中で建物を自動で建てたり、自分だけのオリジナルゲームを作ったりしながら、自然とプログラミング的思考を身につけることができます。これなら「ゲームの時間」がそのまま「学びの時間」に変わりますよね。

 

小中学生向けオンラインプログラミング教材の「デジタネ」なら、マイクラRobloxを使ったコースを用意しており、動画を見ながら自分のペースで進められます。14日間の無料体験ができるので、お子さんが楽しめそうか、まずは気軽に試してみてください。

 

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この記事を書いた人
デジタネ編集部

デジタネ編集部は、小学生〜中高生のお子さまを持つ保護者の方々に向けて、「最新の教育情報」や「学びの悩みを解決するヒント」をわかりやすくお届けしています。
「デジタル教育をより身近にし、未来を担う人材を育む」をミッションとして、日々コンテンツを制作。
社内の専門チームとして、プログラミング教育をはじめ、教育全般やマインクラフト・ロブロックスを活用した学習方法、さらにはタイピングなど基礎的なITスキルまで幅広く発信しています。

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