海外で子育て中の皆さん、
お子さんの「日本語力」について以下のような不安を感じていませんか?
「海外で子育てしていると、”日本語、大丈夫かな?”という不安」
「現地校では英語中心、家でも現地語混じり…日本語の読み書きがおろそかになっている気がする」
「祖父母とのビデオ通話で、子どもが日本語でうまく話せずモジモジしてしまった。」
「帰国したとき学校でついていけるか不安」
言葉も文化も異なる環境でがんばるお子さんは頼もしい一方で、日本語の維持や学習は、多くのご家庭にとって大きな課題です。
特に小学生になると、会話だけでなく「学ぶ力」としての日本語が重要になってきます。
そんな中、いま注目されているのが「日本語でオンラインで学べる習い事」。
ネット環境さえあれば、どこにいても日本語に触れ、学び続けることができます。
この記事では、海外在住の小学生が楽しく・自然に日本語力を伸ばせるオンラインの習い事を厳選してご紹介します。
\海外在住でも日本語でプログラミングが学べる「デジタネ」!詳しくは⇩こちら/
- 1. 「海外在住で日本語力が心配…」親が抱える具体的な悩み
- ・なぜ海外で日本語力が低下しやすいのか?「9歳の壁」と学習言語の重要性
- ・オンラインの習い事が日本語力維持に効果的な理由
- ・習い事を選ぶポイントは「オンライン×日本語×子どもの“好き”」に寄り添うこと
- 2. 日本語で学べる!海外在住の小学生におすすめのオンライン習い事4選【最新版】
- ・① 国語・読解力トレーニング(学術的な日本語力と“考える力”を育む)
- ・② プログラミング(日本語で論理思考+ITスキルを育てる)
- ・③ 作文・表現力講座(日本語での「書く力」と「伝える力」を磨く)
- ・④ 日本語アート・創作活動(言葉と感性を結びつけ、日本語で創造性を表現)
- 3. まとめ|海外でも、日本語力はしっかり育てられる!
「海外在住で日本語力が心配…」親が抱える具体的な悩み
海外で暮らすお子さんにとって、現地の言葉を自然に覚え、国際感覚を育むことはかけがえのない経験です。
でもその一方で、多くの保護者が悩むのが「日本語力の維持と成長」という課題。
特に、小学生になると現地校での学習が本格化し、日常生活の多くが現地語または英語中心になっていきます。
その中で、
「日本語が伸び悩んでいる気がする…」
「このままでは“考える力”も現地語中心になってしまうかも…」
と、焦りや不安を感じることもあるのではないでしょうか。
ここではまず、海外在住の日本人家庭が実際に直面しやすい日本語に関する課題を、具体的に見ていきましょう。
なぜ海外で日本語力が低下しやすいのか?「9歳の壁」と学習言語の重要性
海外で暮らしている日本人の子どもたちは、毎日その国の言葉を使って生活しています。そのため、日本語を使う時間がどうしても少なくなってしまいます。
すると「日本語で話すことはできるけれど、勉強に使うのは難しい」という状況になりやすいのです。
この背景には、「9歳の壁」と呼ばれる発達段階が深く関係しています。
【9歳の壁とは?】
9歳の壁とは、子どもが9歳頃に迎える大きな変化の時期のことです。
この時期に、子どもの頭の使い方が大きく変わります。今まで感覚で理解していたことを、論理的に考えて理解するようになるのです。
例えば、以下のようにイメージするとわかりやすいと思います。
9歳より前
・感覚で言葉を覚える
・「これはリンゴ」「あれは犬」のような簡単な言葉
9歳頃から
・考えながら言葉を使う
・国語、算数、理科、社会などの勉強で使う難しい言葉
【なぜ「壁」と呼ばれるの?】
この変化は、子どもにとってとても大きなチャレンジだからです。
・今までの考え方では通用しなくなる
・新しい考え方を身につける必要がある
・子どもによって変化の速さが違う
・うまく乗り越えられない子もいる
そして、まるで高い壁を乗り越えるように大変なので、「9歳の壁」と呼ばれています。
このように、子どもはおおよそ9歳前後から、言葉を“感覚”で理解する段階から、“論理的・抽象的に理解する段階”へと移行します。
しかし、海外で暮らしていると、こんなことが起こりがちです。
・家では日本語を話すけれど、学校では現地の言葉を使う
・日本語で文章を読んだり書いたりする機会が少ない
・漢字や難しい日本語の言葉を覚える機会が少ない
そのため、次のような困りごとが生まれやすくなるのです。
・知っている日本語の言葉が増えない
・日本語の文章を読むのが苦手になる
・日本語で文章を書くのが苦手になる
●だからこそ、「学習言語としての日本語」を育てる機会が必要
「日本語で話せているから大丈夫」と思ってしまいがちですが、実は「考えたり学んだりするための日本語」を育てることがとても大切です。
これは9歳以降の勉強にとって、とても重要なことなのです。
そこでおすすめしたいのが、日本のオンラインの習い事を活用すること。
次のセクションで、なぜ「オンラインの習い事」が海外で暮らす子どもたちの日本語力維持に効果的なのか、その理由をご紹介します。
オンラインの習い事が日本語力維持に効果的な理由
海外に住んでいると、お子さんが日本語に触れる機会はどうしても限られてしまいますよね。
近くに日本人学校や補習校がない、あっても通学が現実的ではない…そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
でも、そんな環境でも日本語をしっかり学び続けられるのが、オンラインの習い事の強みです。
特に次の3つの理由から、海外在住のお子さんにとって非常に効果的な学びの手段と言えます。
1. いつでもどこでも、日本語に触れる環境をつくれる
オンラインの最大のメリットは、時間や場所に縛られないこと。
インターネットさえあれば、自宅でも旅行先でも、日本語のレッスンが受けられます。
また、現地校や他の習い事とのスケジュール調整もしやすく、忙しい海外生活の中でも、日本語学習のペースを無理なくキープできるのがポイントです。
最近は時差を考慮した柔軟なレッスン時間を選べるサービスも増えており、生活リズムに合わせて無理なく継続できます。
2. 日本人講師・仲間とのやりとりで「生きた日本語」が身につく
海外で日本語の会話力が落ちる一因は、“深い日本語でのやりとり”の機会が少ないこと。
日常会話はできても、「考えを言葉にする」「自分の意見を伝える」となると難しくなりがちです。
オンラインの習い事では、日本人講師から直接日本語で指導を受けたり、
他の日本人の生徒と一緒に学んだりすることで、実際に使える日本語=“生きた日本語”に触れられます。
質問する、発表する、話し合うといった実践的なやりとりを通じて、自然に日本語でのコミュニケーション力が育ちます。
3. 専門的な学びを通じて、日本語で「考える力」を伸ばせる
家庭内の会話だけでは、使う言葉が偏りがちで、日本語の語彙や表現が広がりにくいものです。
オンライン習い事なら、プロの講師が組んだ体系的なカリキュラムのもとで、日本語を“使って学ぶ”経験がしっかりできます。
たとえば国語や作文のレッスンに加えて、
プログラミングやアート、プレゼンテーションなど一見日本語とは関係なさそうな分野でも、
日本語で考え、話し、書くことが自然と求められるため、学習言語としての日本語力が着実に育っていきます。
習い事を選ぶポイントは「オンライン×日本語×子どもの“好き”」に寄り添うこと
オンラインで学べる日本語の習い事は年々増えていますが、選択肢が多いぶん「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。
そんなときに大切にしたい視点が、次の3つです。
1.「日本語で学べる」ことをしっかり確認
まずは当たり前のようで見落としがちなのが、レッスンが本当に“日本語で行われる”かどうか。
たとえばプログラミングやアート系の習い事の中には、教材が英語だったり、講師が現地語で話すケースも少なくありません。
日本語力を育てたいなら、「日本語で説明を受け、日本語で表現する」環境が整っているかをしっかりチェックしましょう。
2.「先生と話す」でも「動画で学ぶ」でも、日本語力は伸ばせる
習い事というと「先生と直接やりとりするスタイル」を思い浮かべがちですが、
実は、動画を見るスタイルでも、日本語力はしっかり伸ばすことができます。
大切なのは、「どれだけ日本語で理解し、考え、アウトプットできるか」。
その点で、最近のオンライン習い事は形式に関係なく、日本語力を高める工夫がたくさん盛り込まれています。
3. 子どもの「好き」や「得意」に合っているか
最も重要なのは、お子さんが“楽しい!”と感じながら続けられるかどうか。
「せっかく日本語で学べるのに、内容がつまらない・合っていない」では本末転倒ですよね。
国語が好きな子には読書や作文を、ものづくりが好きな子にはプログラミングやアートを。
お子さんの興味や個性に合った習い事を選ぶことで、言葉への意欲もグンと高まります。
子どもが「日本語=楽しい」「学ぶって面白い」と感じられる習い事こそ、結果的に日本語力をぐっと伸ばす最短ルートになります。
日本語で学べる!海外在住の小学生におすすめのオンライン習い事4選【最新版】
① プログラミング(日本語で論理思考+ITスキルを育てる)
近年ますます注目を集めている小学生向けプログラミング教育。
実はこの学び、「日本語力」を育てるという視点から見ても、とても相性の良い習い事なんです。
なぜなら、プログラミングは「なぜそうなるか?」「どうすればいいか?」を筋道立てて考える力=論理的思考力が不可欠。
この「考えるプロセス」を日本語で理解し、日本語で整理し、日本語で説明することが、結果的に“学習言語としての日本語”を育てる大きな助けになるのです。
さらに、自分でゲームや作品をつくるような創造的な学びでは、
「どうしてこの仕様にしたのか」
「工夫した点はどこか」
「誰にどう使ってもらいたいのか」
など、自分の考えを日本語でアウトプットする力も自然と育まれます。
📌プログラミングおすすめスクール:デジタネ
日本語でプログラミングを楽しく学びたいなら、デジタネは間違いなく最有力候補のひとつ。
・マインクラフトやロブロックスなど、子どもに大人気のゲームの世界で学べる
・日本語で構成された動画教材だから、「見る・聞く・試す」の循環で理解が進む
・課題に取り組む中で、自然と日本語で考え、表現する力が身につく
・全レッスン動画付き+保護者の付き添い不要なので、海外からの受講でも時差を気にしなくてOK
・14日間の無料体験あり! 気軽に始めやすいのも魅力
🧒こんなお子さんにぴったり!
・マイクラなどゲームが大好きで、学びに結びつけてあげたい
・“作ってみたい!”という気持ちが強い子
・将来的にITやロボットに関わる分野にも興味を広げていきたい
・日本語で筋道立てて考えたり、工夫したことを言葉で説明する経験を積ませたいご家庭
② 国語・読解力トレーニング(学術的な日本語力と“考える力”を育む)
「話す日本語」はできても、「読む・書く日本語」は時間をかけないと育ちません。
特に小学生のうちに、日本語の文章を読んで理解し、自分の考えを組み立てて書く力を養うことは、日本語力の土台を支えるうえでとても重要です。
海外に住んでいると、家庭で十分な読書や国語学習の時間を確保するのはなかなか大変…。
そんなときにおすすめなのが、プロの指導で国語・読解力を体系的に学べるオンライン家庭教師や教材サービスです。
📌国語・読解力トレーニングおすすめスクール:Z会
引用:Z会公式サイト
・日本の教科書に準拠した教材+添削指導で、読解力・記述力をバランスよく育成
・海外受講にも対応!教材の郵送・映像授業・オンライン添削が可能
・読解だけでなく、語彙力や文法もしっかり定着させられる
③ 作文・表現力講座(日本語での「書く力」と「伝える力」を磨く)
読み書きができても、「自分の考えを日本語で筋道立てて伝える」のは、意外と難しいもの。
特に海外在住のお子さんは、日本語で文章を書く経験が少なく、作文に苦手意識を持ちやすい傾向があります。
だからこそ、作文や表現に特化した講座を通して、「書くって楽しい!」と感じられる機会を持たせてあげることが、日本語力の維持・向上にはとても有効です。
作文講座では、ただ文章を書くのではなく、
・語彙や漢字の使い方
・構成の組み立て方(起承転結・論理展開)
・自分の意見や体験をどう表現するか
などを、プロの添削やフィードバックを通じて、無理なく学ぶことができます。
「書く」力を育てることは、「読む」「話す」「聞く」すべてのスキルにつながるため、
総合的な日本語力を高めたいご家庭にもおすすめです。
📌作文・表現力講座おすすめスクール:ブンブンどりむ
引用:ブンブンどりむ
・小学生向け作文・表現力教材のパイオニア的存在
・毎月の課題に沿って書くだけで、「伝える力」「考える力」が自然と身につく
・添削指導つきで、正しい文法・構成・言葉選びも徹底サポート
・海外受講にも対応!教材の送付・提出も柔軟に対応してくれる
④ 日本語アート・創作活動(言葉と感性を結びつけ、日本語で創造性を表現)
「絵を描くのが好き」「工作やものづくりが得意」
そんなお子さんには、アートや創作活動を通じて日本語に触れるスタイルの習い事がおすすめです。
アートと日本語?一見関係なさそうに思えるかもしれませんが、
創作の中で「テーマに沿って考える」「アイデアを言葉で説明する」「作品の感想を日本語で伝える」といった場面はとても多く、
“言葉で表現する力”を自然に育むことができるんです。
しかも、子ども自身が「やっていて楽しい!」と感じられるジャンルだからこそ、継続的に日本語に触れる時間が確保できるという点でも効果的です。
📌日本語アート・創作活動おすすめスクール:どこでもアート
引用:どこでもアート
・年齢やテーマに合わせた多彩なアートレッスンを、動画でいつでも好きなときに受講可能
・講師の日本語の説明に沿って、自分のペースで表現する力を伸ばせる
・毎月新しい課題が配信されるので、創作意欲が自然と高まる
・海外からの受講も多数!作品提出やサポート体制も充実
まとめ|海外でも、日本語力はしっかり育てられる!
海外で暮らしていると、どうしても子どもが日本語に触れる時間や環境は限られてしまいます。
特に小学生になると、読み書きや論理的思考が求められる「学習言語」としての日本語力を育てる必要があり、家庭だけでそれをカバーするのは、正直とても大変です。
でも、心配はいりません。
今はオンラインで受講できる日本語の習い事が充実しており、世界中どこからでも、お子さんに合った日本語環境をつくることができます。
大切なのは、「本人の興味・得意」に合わせて選ぶこと。
プログラミング、作文、アート、ディスカッション、そして文化や歴史――
どの習い事も、日本語を“ただ使う”だけでなく、“考え、伝え、深める”力を育ててくれるものばかりです。
海外にいるからこそできる、日本語との向き合い方があるので、ぜひ今回ご紹介した習い事をヒントに、
お子さんが楽しく・自信を持って日本語を育てていける環境を見つけてあげてください。

デジタネ編集部は、デジタル教育やプログラミング学習の最新情報を発信しています。