Roblox Creator Series Tokyo レポート

ロブロックス

プログラミング教材「デジタネ」を提供する弊社は、2025年11月7日に開催された「Roblox Creator Series Tokyo」にご招待いただき、参加しました。

Robloxの最新情報や国内外のクリエイターの制作スタイル、インフルエンサーの発信方法まで幅広く取り上げられており、Robloxの”今”を把握するにはとても良い機会でしたのでレポートとしてまとめました。

会場にはクリエイター、教育関係者、IP企業の担当者など、さまざまな立場の方が集まっていて、国内コミュニティの広がりを実感しました!

 

当日はKeynoteで今年のアップデートを振り返り、続いてクリエイターのパネルディスカッション、インフルエンサーによるセッション、そして人気Robloxタイトル開発者へのQ&Aが続く流れでした。

 

制作や発信の工夫、ユーザーとの向き合い方など、現場目線の話が多く、とても参考になる内容です!簡単ですがレポートをまとめましたのでぜひご覧ください。

■Keynote:急速に整備される創作環境

Keynoteでは、Robloxの今年の主要アップデートが紹介されました。

 

特に印象に残ったのは、Roblox上でIPを利用した作品が個人でも開発しやすい環境が提供され始めていることです。


『転スラ』『ブルーロック』といった人気IPを使ったゲーム制作が、個人制作のゲームで利用可能になるという点は非常に興味深かったです!

 

参考:MoguraVR News
https://www.moguravr.com/roblox-self-service-ip-licensing-launch/

 

さらに、RDCでも話題になっていたAI機能もかなり進んでいて、コードアシストやマテリアル生成など、制作のスタートをぐっと軽くする仕組みが増えていました。初心者の参入ハードルが確実に下がっていると感じます。

 

また、大人気Robloxゲーム、『Dead Rails』が「1人で6ヶ月で作られた」という事例も紹介されており、Robloxの制作環境が個人クリエイターにとってどれだけ強い味方になるかを示しているように思いました。

 

さらにRobloxは安全性の強化への投資を最優先にすることにも言及していました!どの利用者も安心して利用できる環境を引き続き提供していただきたいと思っております。

■ 開発者パネル:作品成功の背景にある思考

このセクションでは、日本国内のクリエイターによるトークセッションが行われました。みなさま様々なきっかけでRobloxでのゲーム制作を始めていて、非常に面白かったです!

 

一方で、どの話にも共通していたのは、人気のゲームを作る秘訣は、「Robloxカルチャー」への理解ということでした。

 

ユーザーが求めるテンポや遊び方を把握し、その文脈にあった作品づくりを意識することで、はじめて作品が届くという話には納得感がありました。

 

また、インフルエンサーに紹介されることで一気に認知が広がった例や、IP企業側から見たRobloxの期待なども語られていて、立場の違いによる視点の差も興味深かったです。

■インフルエンサー&UGCセッション:発信とゲームの関係性

続くセッションでは、HIKAKIN氏がサプライズで登場。れじぇくん氏まえすけ氏と並んで『RIVALS』をその場でプレイしながらの実況もあり、会場が一気に明るくなりました。

 

HIKAKIN氏が、Robloxの動画投稿を続ける理由や、実況を盛り上げるポイントを話してくれたのですが、個人的には特にインフルエンサーの視点からの実況するゲームの決め方などはかなり参考になりました。

 

参考:『RIVALS』
https://www.roblox.com/ja/games/17625359962/RIVALS

 

■トップクリエイターQ&A:継続的改善が成果につながる

Q&Aでは、『NASCAR』のゲーム制作に携わった担当者の方、『Grow a Garden』『RIVALS』『Dead Rails』それぞれの開発者、そしてYouTuberのMeEnyu氏が登壇しました。

 

印象に残ったのは、華やかな成功の裏にある“地道な改善”の話です。
自分のコミュニティにテストしてもらったり、インフルエンサーに触ってもらって反応を見る、期間限定で機能を公開してユーザー行動を確かめるなど、丁寧な積み上げを続けている姿勢が伝わってきました。

 

「結局、やってみて反応を見るしかない」というスタンスは、とても実践的で共感できました。

■まとめ:Robloxは“クリエイティブ産業の新たな入口”へ

今回のイベントに参加して、Robloxは単なるゲームプラットフォームではなく、“創作の基盤”として加速していると感じました。

 

  • IP利用のゲーム制作がより簡単に実現可能
  • AIで制作負荷が軽くなり、リリースまでのハードルが減少
  • 制作したゲームのグローバル展開も容易

こうした環境が整ってきたことで、個人でも大きな作品を短期間で形にできるチャンスが増えています。

 

教育の立場から見ても、Robloxを学ぶことが将来、クリエイティブ領域で活躍するための良い入口になると改めて思いました。


今回のイベントは、そうした未来の方向性をしっかり確認できる内容でした!

もし詳しい情報を知りたい、Robloxを使ったプログラミングの授業に興味のある方はぜひお問い合わせください!

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この記事を書いた人
デジタネ編集部

デジタネ編集部は、小学生〜中高生のお子さまを持つ保護者の方々に向けて、「最新の教育情報」や「学びの悩みを解決するヒント」をわかりやすくお届けしています。
「デジタル教育をより身近にし、未来を担う人材を育む」をミッションとして、日々コンテンツを制作。
社内の専門チームとして、プログラミング教育をはじめ、教育全般やマインクラフト・ロブロックスを活用した学習方法、さらにはタイピングなど基礎的なITスキルまで幅広く発信しています。

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