子どもが成長していく中で、「この子にはどんな力を身につけてほしいかな？」と考えること、ありますよね。
これからの時代、学力だけでなく、“生きる力”や“人との関わり方”もますます大切になっていくと言われています。
そんな中、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミー（株式会社アタム）が、
小中学生のお子さんを持つ親御さん218人を対象に「子どもに伸ばしてほしい能力に関する意識調査」を実施し、結果をランキング化しました。
では、今の親たちは子どもにどんな力を身につけてほしいと考えているのでしょうか？
この記事では、そのランキング結果をもとに、今の時代に求められる子どもの力を読み解いていきます。
後半では、注目のプログラミング学習についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください！
【調査概要】
今回の調査は、小中学生のお子さんを持つ親御さん218人を対象に、2024年7月4日〜12日の期間に実施されました。
調査方法はインターネットを通じた任意回答によるもので、回答者の内訳は女性152人・男性66人。
年代別では、30代と40代がそれぞれ約4割ずつを占めており、子育て世代のリアルな声が反映された内容となっています。
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218人の親が選んだ！「子どもに伸ばしてほしい能力」ランキング
今回は、小中学生の親御さん218人を対象に行われたアンケート調査の結果をご紹介します。
「子どもに将来どんな力を伸ばしてほしいか」、気になるランキングを早速見ていきましょう！
「子どもに伸ばしてほしい能力」ランキング
| 1位 | コミュニケーション能力 | 99 |
|---|---|---|
| 2位 | 行動力 | 50 |
| 3位 | 思考力 | 40 |
| 4位 | 継続力・やり抜く力 | 23 |
| 5位 | 想像力 | 16 |
| 6位 | 創造力 | 15 |
| 7位 | 忍耐力 | 14 |
データ引用：アタムアカデミー（株式会社アタム）
もっとも多かったのは「コミュニケーション能力」で、なんと99票と圧倒的な支持を集めました。
続いて「行動力」「思考力」「継続力・やり抜く力」など、“生きる力” と呼ばれるようなスキルが多くランクインしているのが印象的です。
今の社会やこれからの時代を見据えて、親御さんたちが「勉強だけではなく、人としての力も育てたい」と考えていることがよく伝わってきます。
このあと、それぞれの力がどんな意味を持つのか、なぜ選ばれているのかを詳しく見ていきましょう！
圧倒的1位は「コミュニケーション能力」！親たちのホンネは？
ランキングで圧倒的な1位（99票）となったのは「コミュニケーション能力」。
約半数近くの親御さんが「これからの時代、一番大事な力」と考えていることが分かります。
その背景には、社会の変化があるのかもしれません。
インターネットやSNSが発達した今、人と直接関わる場面は減ってきている一方で、自分の思いをしっかり伝える力や、相手の気持ちをくみ取る力の重要性はますます高まっています。
また、社会に出たあとに「どんな仕事でも、人との関わりは避けて通れない」と感じている親御さんも多いようです。
そのため、小さい頃から友だちや先生、周囲の人との関わりの中で自然とコミュニケーション力を育ててほしい、という願いがあるのでしょう。
AI時代だからこそ「人との関わり方」がカギに
AIやロボットが急速に発達し、これからの子どもたちが大人になる頃には、今ある仕事の多くがAIに代わられているかもしれません。
そんな中で、人間ならではの力として注目されているのが「コミュニケーション能力」。
AIにはできない感情を読み取ったり、相手に寄り添ったりする力こそ、これからの社会で大きな価値を持つと考えられています。
だからこそ「子どもに今から育てておきたい」と感じる親御さんが多いのも納得ですね。
「行動力」や「思考力」が人気のワケとは？ 今の時代に必要な力
ランキングの2位と3位には、「行動力（50票）」「思考力（40票）」がランクインしました。
どちらも、これからの社会を生きるうえで欠かせない力として注目されているキーワードです。
「行動力」は、失敗を恐れずまずはやってみる姿勢。
親御さんの中には、「慎重なのはいいけれど、考えすぎて動けなくなってしまうのは心配…」と感じている方も多いようです。
自分から一歩踏み出せる子になってほしい、という願いが票数に表れています。
一方で「思考力」は、目の前のことをただ受け入れるだけでなく、自分の頭で考えて判断する力。
情報があふれる現代では、「何を信じて、どう動くか」を見極める力がますます大切になっています。
これら2つの力は、表裏一体とも言えます。
“考えて行動する” “行動しながら考える”そんな柔軟さが、これからの時代を生きる子どもたちには求められているのかもしれませんね。
忍耐力・継続力・創造力も！ バランスよく育てたい“生きる力”
ランキングの後半には、「継続力・やり抜く力（23票）」「想像力（16票）」「創造力（15票）」「忍耐力（14票）」といった力が並びました。
どれも目立ちはしないかもしれませんが、人生をしっかり歩んでいくために欠かせない“土台”のような力です。
「継続力」や「忍耐力」は、コツコツ努力を積み重ねる力。
すぐに結果が出なくてもあきらめず、壁を乗り越えていく経験は、どんな分野にも通じる“強み”になります。
「最後までやり抜ける子になってほしい」という思いを抱く親御さんも少なくありません。
また、「想像力」や「創造力」は、これからの時代にますます求められるスキル。
正解がひとつではない時代においては、「こうしたらもっと良くなるかも」とアイデアを出したり、新しいものを生み出したりする力が大切になります。
つまり、これらの能力はそれぞれバラバラに見えて、実はつながっているもの。
思考力や行動力と組み合わせることで、子どもの可能性は何倍にも広がります。
“学力だけじゃない力”をバランスよく育てていきたい、そんな親心が表れた結果と言えそうです。
実はこれらは「非認知能力」？ いま注目の“見えない力”とは
ここまでに登場した「コミュニケーション能力」「行動力」「思考力」「継続力」などの力。
実はこれらはすべて、いま教育の現場でも注目されている「非認知能力」と呼ばれるものに含まれます。
「非認知能力」とは、テストの点数や学力のように数値で測れる力（認知能力）ではなく、性格・態度・人との関わり方・意欲などの“見えにくい力”のこと。
たとえば、やり抜く力、協調性、自己肯定感、創造性、粘り強さなどが含まれます。
これらの力は、大人になったときの仕事への取り組み方や人間関係の築き方、さらには人生全体の満足度にも影響すると言われています。
最近では、学力よりも非認知能力の方が将来の成功に深く関係しているという研究結果もあり、国内外で注目が高まっている分野です。
そして何より、非認知能力は家庭での関わりや日々の経験の中で育ちやすいという特徴があります。
お手伝いや友だちとのやりとり、習いごとへの挑戦、小さな失敗と成功など、日々の暮らしの中には、非認知能力を育てるヒントがたくさんあります。
未来につながる力が育つ「プログラミング学習」
今回のランキングに登場した「思考力」や「行動力」、「継続力」「創造力」などの力。実はこれらは、プログラミング学習を通して自然に育てていけるものでもあります。
プログラミングでは、「どうすれば思い通りに動くかな？」と考えて試行錯誤を重ねたり、失敗しても粘り強く挑戦を続けたりする経験がたくさん詰まっています。
また、自分のアイデアを形にする中で、「創造力」や「問題解決力」もぐんと伸びていきます。
さらに、仲間と協力して作品をつくったり、プレゼンする機会があれば、コミュニケーション能力も磨かれていきます。
まさにプログラミングは、今の時代に必要とされる“非認知能力を育てる教材”としてもぴったりなんです。
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「デジタネ」は、マインクラフトやロブロックスなどのゲームを使って、実際にゲームを作る体験を通じて学べるオンラインプログラミング教材です。
子どもたちが大好きな世界観の中で、思考力・創造力・行動力・継続力など、まさにランキングで挙がった力が自然と育っていきます。
学習スタイルは、YouTuber風のキャラクターが登場する動画解説。
子どもが自分のペースで、好きなときに学べる仕組みになっているので、習い事や学校の予定とも両立しやすいのがポイントです。
さらに、会員限定のライブ配信イベントなど、ワクワクする仕掛けもたっぷり。
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