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教育ITソリューションEXPO(EDIX)レポート!

こんにちは、D-SCHOOLです。6月19日~21日に東京ビッグサイトで開催された、教育ITソリューションEXPO(EDIX)というイベントに今年も参加してきたので、会場の様子をレポートします!

このEDIXというイベントは、プログラミング教育をはじめ最新のIT×教育分野のテクノロジーが見られる展示会で、今年で開催10回目を迎えました。年々プログラミング教育への関心の高まりを感じていましたが、今年は来年度に迫った必修化の影響かさらに注目が集まっており、会場の至るところで先進的なIT教育に取り組んでいる教育機関の先生方が講演されていました。

広い会場の中でも、プログラミング・STEAMゾーンは、大人でもワクワクする教材がたくさん集まっていたのでいくつかご紹介します!

こちらのPOTATO PIRATEというゲームは、相手への攻撃方法がコーディングスキルとダイレクトに繋がっており、持ち手のカードを使っていかに効率よく攻撃できるかを考えることで自然とプログラミングを学べるようになっています。

こちらはneuronというプログラミングと電子回路を学べるブロックキット。音を出すブロックや、光るブロック、センサーなど機能が異なるブロックを組み合わせながら、自由におもちゃを作ることができます。直感的に、工具を使わず安全に遊ぶことができるのが良いですね。

電子機器を使わずに、プログラミングの考え方を学べるUnplugged(アンプラグド)の教材や、アンプラグドとプラグドとのハイブリッドな教材なども新たに登場していました。

こうしたゲーム仕立てのアクティビティ、アナログなボードゲーム、絵本などを通じて学べるというのは、ご家庭でも大人の方が一緒に取り組んでいただきやすいのではないでしょうか。プレ学習的に未就学児のうちから触れさせたい、というニーズが高まっているのを感じますね。私たちD-SCHOOLでも、これから大人も子供も遊び心を持って学ぶことができる機会を提供していきたいと思いました。


また、今回のEDIXでは、様々な企業・団体による特別講演も行われ、私たちもいくつかの講演に参加してきましたので、印象に残った内容を紹介させていただきます。

日本マイクロソフトの講演では、「マイクロソフトが考えるFuture Ready Skill – 21世紀を生き抜く力」と題した講演が行われました。
「マイクロソフトが描く2025年」というトピックでは、「先進国の道路を走る10%以上の車はドライバーがいない車」「ロボットの薬剤師が対応を始める」「10人に1人はIoTでインターネットとつながった服を着ている」など、ワクワク(そして少しハラハラ)するような未来予測が紹介されていました。

AIの力によって様々な新しい仕事が増え、既存の仕事が代替される未来で、今の子どもたちは生きていくことになります。そんな未来で求められる力「Future-ready skills」を、6つのCでとらえていました。

Communication – 議論しあう力
Collaboration – 協働しあう力
Curiosity – 好奇心
Computational thinking – 計算論的思考
Creativity – 創造性
Critical thinking – 疑問を逃さない思考性

Future-ready skillsは、これからどんどん使われていく言葉になっていくことは間違いありません。D-SCHOOLのカリキュラムの中にも今以上に積極的に、これからの未来で求められる力を育めるような仕掛けを入れていきますよ!

一方で、Google for Educationの講演「AI時代を生きる子供達のこれからの教育とは」では、これからの教育に必要な環境として「興味・関心」「情報アクセス」「教師=メンター」そして「自由時間」を挙げていました。
主に学校現場の視点の話でしたが、子どもたちの興味・関心を伸ばしていくカリキュラムが重要なのはもちろん、数十年前と比べ物にならないくらい世の中に情報があふれている現代だからこそ、世界中の情報にアクセスできるようにすることや、教師が生徒の指導者というよりはメンター(相談役)として教育を進めていくことが重要です。

そして、他と同じ重要度として挙げられていた「自由時間」もとても重要だと考えています。なにか気になることがあったときに、それに割ける時間がないことで探求の機会を失ってしまうのは、子どもにとって、そして社会にとって大きな損失です。
「たくさんのスキルを身につけてもらわなければ…」と考えてしまいがちですが、子どもたちの自由時間から生まれる発想も大事にしたいですね。


いつも新たな発見と刺激をもらえるEDIX。今回の収穫を今後のD-SCHOOLのコンテンツや運営に活かして行きたいと思います!

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