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空間認識能力とは?子どもにとっての重要性と簡単な6つの鍛え方



「空間認識能力って具体的にはどんな能力なの?」
「子どもが空間認識能力を身につけるメリットって?」
「子どもの空間認識能力を鍛える方法ってあるの?」

こういった疑問をお持ちの親御さんに向け、本記事では下記を紹介していきます。

空間認識能力に関する基本情報
子どもが空間認識能力を身につけるメリット
日常生活でできる子どもが空間認識能力を鍛える方法

空間認識能力は、子どもの成長を育むうえで重要な要素の一つとなります。そこで本記事ではその重要性と、効率的に鍛える方法を詳しく解説していきます。

空間認識能力とは「立体空間で物の位置関係や動きを理解する力」

空間認識能力とは、「立体的な空間で物体の位置関係や動きを理解する能力」を指します。
この能力が高まると、方向感覚が向上するだけでなく、地図を読む能力や交通手段を理解する能力が向上するとされています。

また、物体の配置や動きを把握することで、パターン認識や問題解決能力が高まり、手先の器用さも向上します。
さらに、数学や科学の学習にも応用され、スポーツやアートにも影響を与えます。
空間認識能力の向上は日常生活や学習、趣味など多岐にわたる分野での能力向上につながるでしょう。

空間認識能力が高い子どもの特徴・メリット

身体能力が高い

空間認識能力が高い子どもは、身体能力が高かったり、運動が得意である傾向にあります。

自身と地面の位置関係を正確に把握できるため、転ぶことが少なかったり、段差や傾斜にたいしてうまく対応できる高い身体能力を有していることが多いです。

また、空間認識能力は球技をはじめとしたスポーツにおいてとても重要な能力だといわれています。
チームメイトの位置や動きを把握しつつ、ボールの動きを正しくとらえ、それに合わせて自身も動けるので活躍しやすいでしょう。

物事の構造を理解することが得意

空間認識能力が高い子どもは、物事の構造を把握しやすい特徴があります。

たとえば、パズルやブロック遊びなど、ピース同士の形状を素早く理解し、いったん頭の中でピースを組み合わせて、実際にピースを効率的に組み合わせることができます。
このように、空間認識能力が高い子どもは、物事の構造を素早く理解し、最適解を導くことを得意とします。

物事を図やイラストで表すことが得意

空間認識能力が高いことで、対象の形や位置関係をうまく捉えることができるため、物事を図やイラストで表現するのが得意になります。

こうした能力は学習の場面においても役立ち、教師や周囲の友人に対して自身のアイデアや考えを可視化して、明確に伝えることができるようになります。
また社会人になるとプレゼンなどのシーンでも役立つでしょう。

自身が置かれている状況を認識しやすい

空間認識能力が高い子どもは、周囲の状況や空間配置を素早く把握できる特徴があります。
具体的には、常に自分がどの位置にいるかを正確に理解し、周りの状況に敏感に反応することが可能となります。

たとえば、教室や遊び場での活動中にも、自分のいる場所や仲間との関係性を的確に把握し、効果的な行動ができるでしょう。
社会人になるとコミュニケーション面でも役に立ち、円滑な人間関係が築けるようになります。

日常生活でできる子どもの空間認識能力を鍛える方法

屋外でできること

鬼ごっこ

鬼ごっこは、子どもたちが広い空間で駆け回りながら相手を追いかける遊びです。
この遊びを通じて、子どもたちは自身の位置や相手の動きを迅速に認識し、周囲の状況を把握する能力を養います。

たとえば、障害物を避けたり、鬼として他の子どもを見つけたりすることで、空間に対する理解が深まります。体力面の向上にもつながるため、運動不足の解消にもなるでしょう。

アスレチック

アスレチックでは、さまざまな障害物を乗り越えながら進みます。
子どもたちはこれを通じて、体の的確な動かし方や、それぞれの障害物の形に合わせて的確な行動をとります。
高い場所から飛び降りたり、バランスをとったりすることで、空間認識力が向上し、冒険心や運動力に対する自信も育まれるでしょう。

キャッチポール

キャッチボールをは、目や手、体をうまく活用する必要があることから、空間認識能力を鍛えることができます。
とくに、ボールが飛んでくる方向や速さを予測し、正確にキャッチすることで、子どもたちは周囲の状況を敏感に捉える力を身につけます。

また、仲間同士で楽しみながら行うことで、協力やコミュニケーションの向上も期待できます。キ
ャッチボールは全身運動になるため、同時に身体を鍛えたい子どもにも向いているでしょう。

屋内でできること

スケッチ

目で見た情報を、紙やキャンバスに表現することは空間認識能力の向上に役立ちます。
スケッチを通じて、子どもたちは物体の形や大きさ、配置などを注意深く観察し、それを紙に再現することで空間認識能力を向上させます。

また、自由な発想や表現力も同時に養われるため、創造力の育成にもつながるでしょう。絵具やクレヨンなどは子どもの興味を引きやすいため、飽きっぽい子どもにもおすすめです。

パズル・ブロック遊び・プラモデル作り

パズルやブロック遊び、プラモデル作りでは、異なる形状やサイズのピース・ブロック・部品を組み合わせ、全体の絵や構造を理解することで、子どもたちは立体的な空間に対する理解を深めます。

また、パズル・プラモデル作りを通じて問題解決力や集中力も養われるため、知的面での成長にもつながるでしょう。
パズルが難しすぎると子どものやる気を削いでしまう可能性があるので、対象年齢に合ったパズルを選ぶことが大切です。

さらに空間認識能力を伸ばすならマインクラフトでプログラミング!【デジタネ】

上記でも記載していますが、ブロック遊びは子どもたちの空間認識能力を養うことができます。

そして、「マインクラフト」では、ゲームの中でブロックを組み合わせて建物などを作ったりするので、空間認識能力を伸ばすのにぴったりです。

【マインクラフトとは?】
マインクラフトは、ゲーム内の世界がすべてブロックでできており、「ブロック」を用いてあらゆるものをつくります。
さらに、マインクラフトの世界は3Dのため、幅や奥行・高さすべてを考慮した上でイメージしたものをブロックを組み合わせて作成する必要があります。
この過程で、子どもたちはゲームをしながら空間認識能力を養うことができます。

小中学生向けプログラミング教材のデジタネでは、マインクラフトを活用してプログラミング学習ができる「マイクラッチコース」をご用意しています。
ただマインクラフトでブロックを組み合わせて遊ぶより、そこに「プログラミング」をプラスすることでさらに効率的に空間認識能力を伸ばすことができます!

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この記事を書いた人
デジタネ編集部

「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。

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