2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されました。
しかし、これまでプログラミングに触れる機会がなかった大人世代にとっては、子どもたちがどのような学びをしているのかイメージしづらいかもしれません。
また、「プログラミング」と聞くと、難しいコードを入力する専門的な作業を思い浮かべる人も多いと思います。
小学生が学ぶのは、必ずしも複雑なコードを書くことではなく、論理的に考える力や、試行錯誤を通じて問題を解決する力を養うことが目的です。
本記事では、小学4年生の太田健斗さんがデジタネのプログラミング教材を2年間継続し、プログラミングコンテストで受賞するまでに成長した経験、プログラミング学習を続けることで得られた効果や、お母様が実際どんなサポートをしたのか見ていきます!
1.デジタネを始めたきっかけと、デジタネの良いところ
【今回のインタビューメンバー】
太田健斗さんのお母様(以下太田さん):もともと息子はScratch(スクラッチ)を使ったプログラミングが好きで、YouTubeを見ながら学んでいました。小学2年生になり、独学では限界があったので、もっとわかりやすい教材がないかなと探していたときにデジタネを見つけて契約したのがきっかけです。
デジタネ:その際にデジタネ以外のプログラミングサービスも色々見ていたと思うのですが、デジタネにした決め手はなんでしょうか?
他の教材やYouTubeと比べて、デジタネの教材は「いまはこういうレベルで、次はこのレベルに挑戦しよう」というように体系的に学ぶことができたのと、対象年齢もわかりやすく、全体的にどういうものが学べるかが明確でした。
なるほど!デジタネを受講し始めてから、お子さまにどのような変化が見られましたか?
デジタネ受講後に子どもが作ったゲームを見たときに、様々な関数が使われていて、以前よりぐんとレベルアップしていて、息子にプログラミングの可能性を感じましたね。
最初の設定は私がやりましたが、あとは自分1人で進めていくようになり、成長が感じられたのもいいところですね。
作品を投稿して、他の受講生からいいねがもらえる場があるのも、成長の機会としてありがたかったです。
太田健斗くん(以下健斗くん):デジタネの動画では、先生が「一度動画を止めて考えてみよう」と言ってくれるので、そこで考えることができるのが良いところです。あと、1つのコードをわかりやすく丁寧に、いろんな場面で繰り返し教えてくれるので、1つのコードでもいろんなことができるようになりました!動画の最後に次のチャプターや作れるゲームが紹介されるので、それを見て楽しそうと思って、次に進む目標になりました。
デジタネを始めたきっかけと、デジタネの良いところ<まとめ>
- デジタネはレベルや年齢別に体系的に学ぶことができる
- 子ども1人で受講を進めることができる
- 一度動画を止めて考える時間が設けられているところが良い
2.デジタネを続けたことで感じた成長
小2からスクラッチコースを始めて、その後はどのコースを受講されていましたか?
スクラッチコースを修了した後に、違うことをやってみようということになり、3年生になったときにロブロックスコースを始めることにしました。ここでの成長が著しかったですね。
ロブロックスコースを始めた当初はやはり難しかったのか、すごく文句を言っていて、「わけがわからない」とか「ここが意味不明だ」とか、1人でブツブツ言っていました(笑)
そういうとき、お母さまが何か声かけをしたり、サポートはされましたか?
私もあんまりわからないので、そのまま好きにさせていました。
休憩をしたりプログラミングをしない期間もはさみつつ、本人のやりたいようにやっていたら、あるときを境にできるようになっていたんです。
ロブロックスコースを始めたときは意味がわからなかったけど、習ったコードで作ったブロックをいっぱい出してワールドをめちゃくちゃにしたり、好き放題にやっていたらスッキリして、もう一度がんばろうって思いました。
ひとつ覚えたことを何回も繰り返していると、さまざまな体のパーツを作ってみたときとか、何が動いて何が動かないとかがわかるようになり、だんだん上手になっていきました。
できるようになってからは、素人目線でも面白いなと思えるゲームを作れるようになりました。
たとえば、敵を攻撃したときのエフェクトとか、敵が現れたときの効果音など、もともとある素材を使ってさらに応用できるようになったことも成長の一つですね。アスレチックやシューティングなどいろんな作品を作れるようになり、ゲームの幅が広がりました。
ゲーム作成スキルのほかに成長したところはありますか?
ロブロックスをプレイしていると、バグが起こったり、問題が定期的に起こるんですが、エラーを自分で解決していたり、問題解決能力がついてきたなというのは感じています。
プログラミングが基礎になっているとは思うのですが、昔から「考える」ということをずっと当たり前にやってきて、拒否反応なく習慣化できていると感じます。
実生活でも、意見が割れたときに自分はまた別の視点から考えるとか、これがだめだったらあれができるんじゃないかと違うアプローチ方法を考えるということができるようになりました。
そういった疑問を自分で解決することの土台が、低学年のうちに身についたのは大きいと思います。
デジタネを続けたことで感じた成長<まとめ>
- 子どもが行き詰まったとき、保護者はあえて声かけをせず好きにさせておくのも一つの方法
- 習ったコードを何回も繰り返して使うことで理解が深まり、応用できるようになる
- エラーの対処や疑問点を解消することを通して問題解決能力が向上した
- 「考えること」の習慣化ができた
3.今後挑戦してみたいこと
2年間デジタネを続けてきたことによる成果はありますか?
毎夏『デジタネプログラミングコンテスト』に応募していましたが、3回目でついに入賞することができました。今年は自信あると言っていたので本人も私もとても嬉しいです!
コンテストで賞を取ることができ、ついにここまできたか、挑戦できて本当によかったなと思っています。
デジタネの『みんなのコミュニティ』で他の人の作品を見たり、コードを分析したりすることで学びが深まり、良い作品を作ることができたのではと思います。
いまはロブロックスで、漫画のキャラクターをたくさん出してそれを倒していくっていうゲームを作って遊んでいます!すごく楽しい。
いろんなゲームを作って楽しんでいますが、これはパクリだから自分だけで遊ぶようにしようとか、パブリック公開しないとか、そういう分別もついてきました。
今後挑戦したいことがあれば教えてください。
今は力もついたので、C#やUnityに挑戦しているところです。プログラミングの細かいところはわからないので口出ししませんが、親ができるサポートとして、ロブロックスの次はこれをやってみようとか、どういう教材がいいかとか、そういう情報を探して提示しています。
デジタネで、これができたら次はこれに挑戦しよう!というように筋道を示してもらったのでその後の情報収集は親である私の役目ですね。
今後挑戦してみたいこと<まとめ>
- デジタネの『みんなのコミュニティ』で作品を投稿して評価を得る、または他の受講生の作品を見ることで刺激を受けてモチベーションが高まった
- 2年間デジタネを継続し『デジタネプログラミングコンテスト』で入賞できるまでになった
- ITリテラシーが向上した
- 保護者は情報収集サポートに徹するのもあり
4.最後に
では最後に、プログラミング学習を続けることで、こういう人になって欲しい・なりたい、という目標はありますか?
なんの分野でもいいんですが自分の特技、強みと言えるものを身につけてほしい、人に負けないものを1個持ってほしいなと思っています。
デジタネは、子供目線で何が楽しいか・どういうゲームが作りたいかをちゃんとわかっていて、プログラミングが楽しいから続けたいという動機づけになっています。
将来はゲームクリエイターになりたいです!Java Scriptを使ってサイトの制作するのもいいかも。ロブロックスとかスクラッチのゲームがうまく作れたら楽しいことを知ってほしいから、将来だれかに教える仕事もいいなって思ってます。
ロブロックスコースがめちゃめちゃ面白かったので、デジタネの先生にありがとうって伝えたいです!
プログラミングを続けることの効果と続けるためのポイントは?
実際にデジタネを受講されているご家庭の体験談はいかがでしたでしょうか?
プログラミングは、単なるスキル習得だけでなく、論理的思考力や問題解決能力を育む機会でもあります。
プログラミング学ぶことのメリット
- 問題解決能力が身につく
トライアンドエラーを繰り返すことで、自身で物事を解決する気持ちが芽生える
- 論理的思考力、考えることが習慣化する
いろんな事象に対し自分で考え、それを言語化できるようになる。
実際にプログラミング学習を継続するためには、保護者さまの関わり方もポイントのようです。
たとえば、行き詰まったときは学習をお休みしたり、「みんなのコミュニティ」でほかの人の作品を見てヒントをもらったり、好きなゲームで遊んだり、次に進むための休憩時間を設けるのもポイント。
最初の設定や情報収集はするけれど、あとは見守るスタンスでいて、お子さまが作った作品が出来上がったらそれで目一杯遊ぶ、そんな関わり方もいいかもしれません。
プログラミングを楽しく続けるならデジタネ!
お子さまが楽しくプログラミング学習を継続できるよう、デジタネは今後さらにコースや機能を拡充、パワーアップして皆さまをサポートしていきます。
デジタネでは小学生低学年から中学生まで受講できるコースラインナップで、あらゆるレベルのお子さまに対応しております。
自分のペースで動画を観ながら、マインクラフトやロブロックスなどの人気ゲームを活用しながら学べるので継続しやすい設計です。
14日間の無料体験から気軽に始めることができるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

デジタネ編集部は、デジタル教育やプログラミング学習の最新情報を発信しています。