今回デジタネでは、2023年10月1日~10月31日の間に、全国のデジタネ利用者の中から261名の保護者さまを対象に、小学生のプログラミング教育に関する意識調査を行いました。
今回のアンケート結果からは、小学生のプログラミング教育に関する意識について以下のようなデータがわかりました。また、デジタネのプログラミング学習を経験・卒業した保護者さま・お子さまへのインタビューもご紹介します。
- 子どものプログラミング教育は将来役に立ちそうか
- 子どものプログラミング教育でITなどのスキルを得られるか
- 子どものプログラミング学習を始める年齢の目安
261名の保護者様にアンケート調査!小学生のプログラミング教育の実態
●今回アンケートに協力いただいた保護者さまのデータ
・調査期間:2023年10月1日〜10月31日
・調査対象:デジタネで学習をしている子どもを持つ保護者
・調査方法:Webフォームまたはアンケート用紙による回答
・回答数 :261名
※アンケート結果の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
プログラミング教育は子どもの将来に役立つと思う?「デジタルやITを理解・活用するスキルが身につく」との声も。
「プログラミングは、子どもの将来に役立つと思いますか?」という質問に対し、75%以上が「そう思う」と回答しました。
また、「プログラミング学習でデジタルやITを理解・活用するスキルが身につくと思いますか?」の質問においても、65%以上が「そう思う」を選択。
習い事に留まらず、子どもの将来やスキルに対するポジティブな影響を認識していることがわかりました。
現在、著しいAIの発展から今後はさらなるAI化が予想されます。
そのため、今後は「プログラミングはできて当たり前」、「プログラミングの知識は持っていて当たり前」とされる時代が来るかもしれません。
また、将来手に職をつけるという意味でも、子どものころからのプログラミング学習は有効です。
子どものころからプログラミングのスキルを身に付けることで、就職が有利に働くこともあるでしょう。
プログラミングを学ぶ時期は、小学校低学年がトップで58%
「プログラミングはいつから学ぶと良いと思いますか?」という質問に対し、保護者の58.2%が「小学校低学年」、24.9%が「小学校高学年」と回答しています。
また、「小学生より前」という回答を選択している保護者も6.5%存在し、子どもが小さいころからプログラミングに触れさせることが良いと考えていることが伺えます。
プログラミングは単に技術だけの問題ではありません。
理想のプログラムを実現させるためには「正しいコード」を組む必要があります。
目的(正しいコード)に向かって正確な道筋を立てる「論理的思考力」や、間違い(エラーコード)→原因究明→修正のサイクルを繰り返す「問題発見・解決能力」や「忍耐力」といった、子どもの発達に必要な能力に結び付けることから、子どもが小さいころからプログラミングを学ぶことが必要だと考えられます。
プログラミングを学ぶことで「自分で考える力や、集中力が身に付く」に期待
プログラミングを学ぶことで期待していることとして、保護者の26.3%が「自分で考える力や、集中力が身に付く」を選択しています。
次いで、25.5%が「デジタル社会へ対応するスキル・知識が身に付く」や、「将来の職業選択の幅が広がる」「パソコンの使い方が身に付く」ことへの期待が高いこともわかりました。
デジタネを卒業した子どもたちのいま
デジタネ1期生 井澤さん 静岡理工科大学2年(情報学部情報デザイン学科)
プログラミングで身についたのは「頭で考えたことを形にする」こと
小学校4年生から中学3年生までデジタネでプログラミングを学び、現在は大学の情報デザイン学科に進学。WEBデザイナーやグラフィックデザイナーを目指しています。
プログラミングを習っていて役立ったのは、まず学校の勉強です。苦手な数学では座標や関数を自然に理解できましたし、英語も抵抗感なく学び始めることができました。
また、小学生の頃からプログラミングを学んできたことで、周りに比べると、ITやデジタルに触れることへの心理的ハードルは下がっています。一方、スマホやインターネットを通じて個人で情報配信が可能な今、その怖さや危険性などへの意識も強く持っています。リテラシーを身につける機会としても、プログラミングを学んだことはプラスだったと考えます。
プログラミングで最も身についたことは、「なぜこうなるのか?」と自ら考える力です。プログラミングを通じて「なぜ?」という気持ちが磨かれ、視野が広がっていると思います。
保護者さまの声
デジタネでプログラミングを学ぶ楽しさを通じて、「自分がやりたかったこと」を突き詰めるまでやり切る事ができたと思います。
デジタルが当たり前になる社会の中で、子ども達は誰も知らない領域に入っていきます。
危ないと思う人もいますが、ネットやデジタルを正しく使えるように教育を構築していく必要性を強く感じます。
デジタネ1期生 福井さん 名古屋市立大学医学部2年
プログラミング学習を通じて理数系の勉強が得意になり医学の道へ
小学校4年生から中学3年生までデジタネでプログラミングを学び、現在は大学の医学部へ進学。その進路を選択するまでの、最初のきっかけがプログラミングだったと思います。
プログラミングと言うと一般的には言語を覚えて書くものと思いがちですが、デジタネはパズルのような感じで始めました。
ゲーム感覚で学ぶうちに、自分でやり方を見つけたり、思い描いた事をどう実行するか工夫する過程があります。
自分で考えることを繰り返すため、すごく頭を使う実感があります。学校の勉強にも良い影響がありました。
読解力や論理的に考える力がついたことで、特に理数系の教科が得意になりました。漠然と物事を進めるのではなく、タスクを考えて計画的に物事を進める力も身についたと思います。
目指している医療の仕事においても、すでにAIやロボットが医療現場で活躍しています。
プログラミング学んだことで、そうした環境や変化にも馴染みやすく、チーム医療での意思疎通にも活かせそうだと期待しています。
保護者さまの声
昨今はITに関する知識は必要ですし、プログラミングを習うことでリテラシーも高まります。デジタネはパズルみたいで楽しいと言うところから始めることができ、いわゆる学習塾のような感じではなく学べるところが良かったです。
一般的な習い事に比べ、プログラミングはまだまだ「何のためにやるのか?」が解りにくいと思います。ですが、どんどんデジタル化やAIが進んでいく時代には必要な知識です。
学校の勉強に良い影響があったのは嬉しい結果ですが、それだけなく、将来の職業選択の幅を広げることがでるスキルとしても役立つと思います。
デジタネ2期生 渡辺さん 東京工業大学情報理工学院の1年生
プログラミングは創造の楽しさを体験しながら学びを続けられる
小学校4年生から高校1年生までデジタネで学び、大学受験の勉強の息抜きにプログラミングをやっていたこともあります。現在は、工業大学へ進学をしました。
最初はプログラミングをやってみたいというよりも、好奇心からデジタネを始めました。
振り返ると、数学と英語に良い影響がありました。プログラミングで論理的な考え方が身についたことで、問題を構造化して考えることができ、正解を導きやすい思考力を得たことはプログラミングの影響だと思っています。
プログラミングと聞くと一見難しそうですが、何かを作ってみたいという小学生は、一度、プログラミングをやってみることをオススメしたいです。
自分はゲームを作るのが好きなのですが、誰かを楽しませるためにゲームを作りたかったのではなく、まず自分が作ってみたかった。
そして、作ったゲームを人が遊んで楽しんでくれたこと、それが喜びにつながった。その結果として、デジタネやプログラミングに夢中になっていきました。
勉強も大切ですが、好奇心や楽しさが学びに繋がるもプログラミングの良さだと思います。
保護者さまの声
プログラミングも習い事の一つとして、子どもの好奇心を大切にしながら、まずやらせてみるのが良いと思います。好きなことは子どもは自分から続けていきますし、その結果、それがその子の将来に繋がるものになることもあります。
今後は、学校や大学受験などでもプログラミングが科目に入ってきますので、早めにやっておくと良いと考える方も多くなるのではと感じています。
デジタネのプログラミング学習でお子さまのITスキルアップ!
デジタネは、小・中学生向けエンタメ型プロオンライングラミング教材です。
デジタネのプログラミングコースは、定額でプログラミング学習を好きなときに好きなだけ学習できることが大きな特徴で、マインクラフト、RobloxやScratch、ITリテラシーなどの幅広いコンテンツを楽しく学んでいただけます。
教材は「ミニゲームを作って楽しみながらプログラミングを学ぶ」を重視し、子どもが飽きずに集中して学習に取り組める工夫が施されています。
現在14日間の無料体験を行っているので、お子さまのプログラミング学習に少しでも興味がある方は、まずは無料で体験してみてはいかがでしょうか。
「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。