ここ最近、米Amazon限定で開始されたサービス、「STEM Club」をみなさんはご存知でしょうか?「STEM」という言葉も日本ではまだまだ聞きなれない単語ではありますが、アメリカでは今とってもホットなワードになっています!
今回は、こちらの「STEM」と「STEM Club」について皆様にお話したいと思います。
STEMってなに?
STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を並べた造語で、アメリカの教育現場から生まれた言葉になります。それぞれの分野が今後アメリカ経済が大きく成長していく中で重要な分野だと考えられており、「STEM教育」というセットで扱われることが多いかと思います。オバマ大統領が一般教書演説等で優先課題として取り上げたことが広まるきっかけと言われており、科学と数学を土台として展開する科学技術人材育成を行おうというアメリカの戦略の一つでもあります。社会に出る前の子どもたちが、将来そういった舞台で活躍することを目的とした教育です。
STEM玩具の定期購入サービス STEM Club
そんな話題の「STEM」に関連した玩具が定期的に届くサービスが米Amazon より開始されたと注目されていますが、詳しいサービス内容を続いてご紹介したいと思います。先月より開始されたサービス、「STEM Club」はSTEM玩具が対象年齢に合わせ毎月送られてくる定期購入サービスになっています。対象は「3~4歳」「5~7歳」「8~13歳」に区分されており、最近発売されたばかりの製品やAmazonが独自に扱っているSTEM玩具が毎月送られてきます。料金は月額は19.99ドルと、日本円にして約2,200円くらいになります。毎月送られてくるSTEM玩具を通して、子供の好奇心を高め、新たな一面を見つける、そんなサービスですね!
まとめ
「STEM Club」は、アメリカ限定となっており日本での展開は見込まれていないようです。しかし、日本でも近年やっとプログラミングが注目されだすなど、STEM教育の波が少しづつきているのは間違いありません!最近の子供たちはデジタル関連のものと関わる機会が多いかと思いますが、アナログなものに触れて実際に体験するということもとても重要です。日本でもSTEM教育が広がっていけば、「STEM Club」と似たようなサービスがでてくるかもしれませんね!
「ライフスタイルとしての学び」を提供するEdTech Companyとして、最新テクノロジーを活かしたデジタル教育を提供。
マインクラフトやRobloxといった子どもに大人気のゲームを活用したプログラミング教材を提供する「デジタネ(旧D-SCHOOL)」を運営。また、小学校・中学校・高等学校向けにプログラミングやクリエイティブ授業を提供。