Roblox(ロブロックス)というプラットフォームをご存知でしょうか?
世界ではかなり人気の高いゲームプラットフォームとして知られており、日本での人気も徐々に高まってきています。
そして、Robloxはゲームだけではなく、実は「教育」でも注目されてきています。
今回はそんなRobloxが一体どのようなサービスなのかについて詳しく解説していきたいと思います!
もくじ
1. そもそもRoblox(ロブロックス)ってなに?
2. Roblox(ロブロックス)の始め方
3. Roblox(ロブロックス)で制作された人気の3Dゲーム3選!
4. Roblox(ロブロックス)の教育的側面ついて
5. Roblox(ロブロックス)のプログラミング活用事例
6. Roblox(ロブロックス)でプログラミング学習を始めるならデジタネ
そもそもRoblox(ロブロックス)ってなに?
Robloxとは世界中で制作されたオリジナリティに溢れる無数のゲームを遊ぶことのできるオンラインプラットフォームです。(以下画像を参照してみてください)
そんなRobloxは全世界で絶大な人気を誇っています。驚くべきことに、1日のアクティブユーザー数7,770万人(2024年6月末時点)、Webサイト訪問数は7億9200万回を超えています!総ダウンロード数は3億8300万にも上ります!特に欧米とアジアでの人気が非常に高く、後ほど詳しく解説しますが教育分野にも積極的に活用されています。
以下でRobloxについて詳しくみていきましょう!
無料でさまざまなゲームを遊ぶことができる
Robloxでは、世界中のクリエイターによって制作された4400万以上の無料で遊べるゲームが存在します。
ゲームの種類は非常に多様で、アクションゲームやシューティングゲーム、脱出ゲーム、アスレチックゲームなど、さまざまなジャンルにわたります。そのため、プレイヤーは自分の好みに合わせて、多種多様なゲームを選んで遊ぶことができます。
また、中には「本当にRobloxで作ったゲームなの!?」と疑いたくなるようほどリアルなゲームも存在します。
【これ本当にRobloxで作ったの!?と言いたくなるゲームを紹介しているYouTube動画(※年齢制限注意)】
アプリも無料でダウンロードできる
Robloxは、専用アプリを使って手軽にプレイすることができ、アプリは無料でダウンロードすることが可能です。
また、アプリは以下の端末に対応しています。
・PC
・スマホ
・PS4/PS5
・タブレット
さまざまな端末で遊ぶことができる
Robloxは以下の端末で遊ぶことができます。
・PC
・スマホ
・PS4/PS5
・タブレット
・Xbox
また、残念ながらRobloxは現状Switchで遊ぶことができません。
Switchで遊びたいユーザーは多いはずなので、Switchでリリースされる日を待ちましょう。
【💡Roblox(ロブロックス)はSwitchで遊べる?Switchのコントローラーは使える?】
自身でオリジナルゲームを作ってRoblox(ロブロックス)内で公開することができる
Robloxでは、自身が作ったオリジナルゲームをRoblox内で公開して、他のユーザーに遊んでもらうことができます。
また、ゲームを作る際は、同サービスから提供されている「Roblox Studio」というゲーム制作プラットフォームを使用し、初心者から上級者まで幅広い層が手軽にゲームを作ることができます。。
ゲーム好きにとって、自身がクリエイターという立場でゲームを制作し、他のユーザーに遊んでもらえることにとてもわくわくするのではないでしょうか?
【💡Roblox Studioについて詳しく解説している記事はこちら!】
作ったゲームは収益につなげることもできる
Robloxでは、自分で作成したゲームをただ公開するだけでなく、収益化することも可能です。
後ほど詳しくご紹介しますが、Robloxには「Robux」という専用通貨が存在し、このRobuxを使ってゲーム内でアイテムなどを購入することができます。
この仕組みを活用して、制作したゲーム内にアイテムや特別なコンテンツを用意し、他のユーザーに購入してもらうことで収益を得ることができます。
これにより、ゲーム制作を趣味としながら、実際に報酬を得るチャンスもあります。
課金がある
Robloxには課金システムがあります。
先ほども触れた通り、Robloxには「Robux」というゲーム内専用通貨が存在し、ゲーム内アイテムやスキンなどを購入する際に使用します。
そして、この「Robux」を購入するために課金が必要となります。
しかし、大人が課金する際は自身の責任のもと課金を行えば良いのですが、子どもの課金問題を心配される保護者の方も多いと思います。
そんな場合に備えて、以下の記事では子どもが無断で課金しないための対策について詳しく紹介しています。保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
【💡【Roblox】子どもが勝手に課金!?確認と制限のやり方】
Roblox(ロブロックス)に危険性はない
特に子どもが遊ぶ際に、保護者として「Robloxに危険性はないか?}と不安に思われる方も多いと思いますが、
結論、Robloxに危険性はなく、安全なプラットフォームといえます。
しかし、Robloxはオンラインゲームであるため、個人情報の流出や課金問題、他人との関りの問題など、どうしてもオンラインゲーム特有の危険性があります。
お子さまがオンラインゲームを遊ぶ場合は、保護者もオンラインゲームの特性を理解し、お子さまが安全に遊ぶためのルールや決まり事を設けることをおすすめします。
Roblox(ロブロックス)のゲームを遊ぶためにはアカウント登録が必要
Robloxのゲームを遊ぶためには、あらかじめアカウントが登録必要です。(手順は後ほどご紹介します)
また、Robloxのアカウント登録に年齢制限はありませんが、ゲームによって年齢制限が設けられているものがあります。
年齢制限についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので一度ご参考ください
それでは、以下からRobloxの始め方についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
Roblox(ロブロックス)の始め方
Roblox(ロブロックス)は以下の手順で簡単に始めることができます。
1.Roblox(ロブロックス)をインストールする
2.アカウントの新規登録を行う
3.ゲームを検索して遊ぶ
以下の記事でRobloxの始め方やインストール方法・新規登録方法について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【💡Roblox(ロブロックス)の始め方、新規登録方法はこちら!】
▶Roblox(ロブロックス)の始め方やアカウントの新規登録方法を解説!
Roblox(ロブロックス)で制作された人気の3Dゲーム3選!
Robloxでは様々なゲームを遊ぶことができ、人気のあるゲームの中には月間プレイヤー数が1000万人を超えるものもあるそうです。今回は人気ゲームを3つご紹介します!
【💡Roblox(ロブロックス)でゲームを作る方法を知りたい方はこちら!】
➡Roblox(ロブロックス)でのゲームの作り方を3ステップで解説!【初心者向け】
・Bloxburg
これは人生シュミレーションゲームです。お金を稼ぐために仕事をしたり、家を立てたり、飲食したりなど自分の思い通りの日常生活を送ることができます。特にBloxburgはゲームデザインが優れており、快適にプレイできることから累計20億回以上のアクセスがある大人気ゲームになっています。
違う世界で日常生活を送ってみたい!という方はプレイしてみては?
【💡編集部厳選のRoblox(ロブロックス)おすすめゲームはこちら!】
➡【2024年版最新】Roblox(ロブロックス)おすすめゲーム10選
・Phantom Forces
Phantom ForcesはFPSのシューティングゲームです。ファントムとゴーストの2チームに分かれて対戦するゲームで、プレイする中で戦術を練る力が試されます。Robloxで最も人気のあるゲームの一つですので、ぜひ遊んでみてください!
・Theme Park Tycoon 2
友達と一緒にテーマパークを構築していくゲームです。ジェットコースターなどを自分自身でカスタマイズしながら世界に一つだけのテーマパークを構築しよう!
【💡Roblox(ロブロックス)女の子向けおすすめゲームまとめはこちら!】
➡【2024年版最新】Roblox(ロブロックス)女の子向けおすすめゲーム10選
Roblox(ロブロックス)の教育的側面ついて
Robloxは海外では積極的に教育現場で活用されています。
というのも、開発者であるDavid Baszucki氏は元々教育ソフトウェアの開発に携わっていたバックグラウンドを持っていることもあり、Robloxは教育的側面が非常に強い設計になっています。
ユーザーは自分自身で0からゲームを作る必要があるので、様々な知識が求められます。例えば、ゲームの見栄えや操作性を良くするためにはゲームデザイン、ステージを組み立てていく過程ではプログラミング、アイテムを作成する際には3Dモデリングの知識が必要になってきます。
このようにRobloxはユーザーが自分の力でゲームを作っていくワクワク感に加えて、自分の思い通りのゲームを制作するべく学習のモチベーションを高める設計になっています。
ここからは特にプログラミングに焦点を当ててRobloxの教育的側面を取り上げたいと思います!
Roblox(ロブロックス)のプログラミング活用事例
Robloxのプログラミング教育における特徴は何なのでしょうか?
それは、プログラミング的思考の習得やビジュアルプログラミングなどプログラミングの基礎を終え、もう少し発展的なプログラミング学習をしたいという人々のニーズに応えるプラットフォームであるということです。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した大人気のScratchなどのビジュアルプログラミングを一通り学習し終えた方が、実際にプログラミング言語(英語がずらっと並んだテキストタイプのものです)を使って本格的にゲーム制作を行うことができます。つまり、Robloxはプログラミング初心者と経験者を繋ぐ橋渡しとして最適なわけです!
こういった背景からRobloxはアジアや欧米、アフリカまで全世界で教育に活用されています。学校やスクールをはじめとした世界の教育機関での導入事例につきましてはこちらの「ロブロックス公式_教育に関するページ」からご覧ください!
Robloxでのプログラミング学習に向いているのはどんな人?
先ほどもご紹介したように、Robloxはテキスト言語を扱うため初心者にとって少しレベルが高くなっています。
そのため、Scratchなどのビジュアルプログラミングを履修した後に学習にご活用いただくと効果的です!
また、ゲーム制作に興味があり、自信で作ったゲームを他のユーザーに遊んでもらいたいと考えている方はRobloxのプログラミング学習がぴったりです。
【💡こちらの記事もおすすめ!】
➡【解説】日本でも話題のRoblox (ロブロックス)でプログラミング学習ができるって本当?
Roblox(ロブロックス)で身に付く力
1.英語力
Robloxではプログラミングだけではなく、英語力も身に付けることができます。Robloxは日本語にも対応していますが、基本的に表記は英語です。表記が英語だと一見難しそうですが、ゲームを制作したりプレイする時の操作は直感的に理解できるような設計になっているので安心です。そのため、ユーザーはRobloxに操作しながら自然と英語力を身に付けることができます。
2.デザイン力
またRobloxではデザイン力も身に付けることができます。自分自身でゲームを制作していく中で、ゲームデザインや3Dデザインを駆使していく必要があります。ゲーム制作は全てユーザー次第なので0から何かを生み出すデザイン力を養うことができます。
3.ビジネス力
さらにはRobloxに触れることでビジネス力を身に付けることができます。
ゲーム内通貨としてRobux (ロバックス)というものがあります。これは現金に換金することができるため、Robuxを稼ぐことは現実世界でお金を稼ぐことと全く同じだということです。
では具体的にRobuxはどのように稼ぐことができるのかを簡単にご紹介します!
①ゲーム内で使用できるアイテムを制作。
②制作したアイテムを販売。
③販売したものが売れた場合、Robuxを獲得。
この3ステップでRobuxを稼ぐことができます。ここで重要になってくるのがアイテム制作です。なぜならアイテムは買い手がつくような魅力的なものになるよう制作しなければなりません。相手の気持ちを考えて、どうしたら買ってもらえるアイテムを制作できるかを吟味する必要があります。これはビジネスと同じで、自社の商材をいかに買ってくれるかを考えることと同じです。
これは決して簡単なことではないですが、売れるアイテムを作るために試行錯誤することはビジネス力の向上に繋がります。実際に欧米では獲得したRobuxでアルバイト代を稼ぐことは当たり前になりつつあります。
Roblox(ロブロックス)でプログラミング学習を始めるならデジタネ
これまで見てきたように、Robloxはクオリティの高いゲーム制作プラットフォームであるだけではなく、教育現場でも広く用いられていることから世界中で支持されています。
そんなRobloxを活用してプログラミングを学習するコースが日本で初めて「デジタネ」からリリースされました!
学習はオンラインで動画形式なので、好きな場所好きなタイミングで取り組んでいただけます。
また、デジタネでは14日間の無料体験キャンペーンを実施中ですので、少しでもRobloxでのプログラミングにご興味がある方は⇩の無料体験からお試しください。
デジタネ(旧D-SCHOOL)エンジニア
筑波大学大学院システム情報工学研究科知能機能システム専攻 修士課程 修了
在学中はVRゲームを開発。修了後は株式会社カプコンに就職し、ゲームエンジン開発に携わるとともに、人材育成も担当。
現在はゲーム制作やプログラミングの知見を活かし、Robloxを使った教育コンテンツの制作も行う。
2022年春にRobloxに関する書籍「Robloxでゲームをつくろう!」を出版。(詳細はこちら)