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【インタビュー】デジタネプログラミングコンテスト2025 Roblox賞:中谷 咲磨さま(ニックネーム:ポチ)
こんにちは。デジタネ運営事務局です。
今夏開催したデジタネプログラミングコンテスト2025にてRoblox賞を受賞された中谷 咲磨さまとお母さまにインタビューをさせていただきました!
――Roblox賞の受賞おめでとうございます!受賞の瞬間、どんな気持ちでしたか?
リアルタイムでライブ配信を見ていたんですが、自分の作品が選ばれるとは思っていなかったのでびっくりしました。
結果発表が始まった時点で「みんなレベル高いな」と感じていて、Roblox賞の発表は最後の方だったので「これは受賞は難しいかも……」と思っていました。とても驚きましたが嬉しかったです!

――どの作品もレベルが高い中で、『鉱山発掘!』が選ばれました。どんなきっかけでこのゲームを作ろうと思ったんですか?!
最初は RPG を作ろうとしていたんです。でもなかなかしっくりこなくて。
Robloxを開いて色々な作品を見ながら考えていたら「クリッカーゲームなら自分でもできそう!面白そう!」と思えて、そこからこの作品を作ろうと決めました。

――なるほど。普段ご自身がプレイするゲームを自分でも作ってみようと思ったのですね!作品のこだわり、大変だったこと、制作時間などを教えてください。
こだわりの一つは、掘るところが広くなる時、ただ広がるだけではなくて“鉱石を変えたり見た目に変化をつけたりした点です。
大変だったのは、実はこのこだわり部分ではなく、基本のシステム作りです。
後から拡張していくのは簡単だけど、大切なのは基礎です。
ゲームの面白さは掘る・打つ・レベルアップといった土台がしっかりしているからこそなんです。
制作には家と教室で取り組み、だいたい1ヶ月くらいかかりました。
デジタネの教材に出てこない内容は「検索」して調べ、なかなか出てこない時には「AI(ChatGPTなど)にも相談しながら完成させました。AIは便利だけど、情報が必ず正しいわけじゃないから、思考錯誤しながら直したり、AIに聞き方を変えてみたり何度も試しました。
――まさにトライ&エラーを繰り返しながら完成したゲームなんですね!咲磨さまにとって、プログラミングは楽しいですか?むずかしいですか?
どちらも半々くらいです。
むずかしいのは“うまく動かないとき”。
楽しいのは“それを直して動いたとき”。
――プログラミングは楽しいだけではないけど、“できた”という達成感がありますよね!デジタネでのプログラミング学習はいかがですか?ぜひ感想を聞かせてください。
プログラミングを始めたのは小学校2年生。YouTubeをきっかけに自己流でscratchを触っていました。
デジタネの教室でロブロックスコースを学び始めたのは小学6年生の2学期から。
自己流でRobloxのゲーム制作を始めてみたのですが、作りたいゲームのプログラムを組むにも何をどう調べていいかわからなくて迷ってしまって、デジタネの教室を見つけました。
教室に通ってRobloxのプログラミングスキルが “0から1” になれたと思います。
ゲームづくり同様、プログラミングも基礎の大切さがわかりました。通って本当に良かったです!
――そう言っていただけて嬉しいです!現在学習中のロブロックスコースですが、あったらいいなと思うミッション・学びたいことはありますか?
ロブロックスっぽいゲームを作りたいです。具体的には、タワーディフェンス、タイクーン、PVP(対戦)などを作ってみたいので、これから先の学習も楽しみです!
――これからも楽しくデジタネを続けて面白いゲームを作ってもらえたらと思います!これからの目標・チャレンジしてみたいことを聞かせてください。
今はAIに聞いたり調べたりして作っているけど、いつかは聞かなくても自分でぱっと作れるようになりたいです。
プログラミングは将来、副業にできたらいいなと思います。
――素晴らしい目標です!Robloxでお金を稼いでいる方は実際にいますからね。応援しています!最後に、プログラミングをこれから始めようか迷っている同世代へ一言お願いします。
プログラミングはみんな“難しそう”って思っていると思うから、最初からコードを書くんじゃなくて、スクラッチなどのビジュアルプログラミングから慣れていくのがオススメです!
――ありがとうございます!取り組みやすいブロックをつなげるビジュアルプログラミングから始めて、楽しさに気づいてもらえる方が増えるといいなと私も思います。
保護者・まゆみさまより
――普段の咲磨さまのプログラミング学習の様子やその他の時間の過ごし方をお聞かせください。
プログラミングは学習というより、もう趣味みたいな感じで、教室でも自宅でも、気づけばパソコンを開いているような…友達とロブロックスで通話しながら遊んだり、自分の作ったゲームを遊んでもらったりして楽しんでいます。

――咲磨さまらしい印象的なエピソードはありますか?
ゲームを作るのも好きですが、漫画を描いていたり、自分のオリジナルキャラクター“ポチ”を作ってLINEスタンプにしたり、動画編集アプリ“キネマスター”で動画を作ったり…プログラミングだけでなくクリエイティブなことが幅広いんです。人に喜んでもらえることも本人のモチベーションになっているようです。
――作るだけに止まらずを家族やお友達に共有して、もはやクリエイターですね!プログラミング教室に通われ始めたのは1年弱とのことですが、昨年と比べてプログラミング学習でどんな力がついてきたと感じますか?
以前はスマホやタブレットでやっていたところから、教室でキーボード入力を覚えたようです。タイピングのスピードも上がって、“指一本で押してた”のが、今は両手で打てるようになってきました!
――タイピングスキルは将来に役立つスキルですよね!素晴らしいです。お子さんにこれから学んでほしいことはありますか?
Robloxのテキストコーディングからさらに、AIや他の言語などにも広げてもらえると良いかなと思います。とにかく好きなことを楽しんで続けてもらえたら。
――好きなことを入り口に将来の選択肢を広げられるのはとても良いことですよね。最後に咲磨さんの今後の活躍に一言お願いいたします。
親から見ても、息子のスキルを本当に尊敬しています。ゲームづくりを楽しみながら夢中になって取り組んでいってくれたら嬉しいです。
スタッフ編集後記
今回のインタビューでは、“自分のアイデアを形にする楽しさ”をしっかり感じている咲磨さまの姿が印象的でした。LINEスタンプは友達が購入して使ってくれているそうで、お小遣い稼ぎも!間違いなくクリエイターです。
作品『鉱山発掘!』の土台となった「掘る・レベルアップする」というシンプルな仕組みの背後には、基礎システムを丁寧に作り上げる努力がありました。
また、AIを取り入れながらも“自分で調べて直す”という姿勢は、将来さらなる活躍を遂げるクリエイターにふさわしいものだと感じます。
これからも“ポチ”や新しいキャラクターたちとともに、咲磨さまの創作の旅がどんどん広がっていくことを楽しみにしています!ゲームも動画もスタッフ一同新作を楽しみにしています!