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【インタビュー】第2回ジュニアプロコンin静岡 準優秀賞:渡邉 一博さん
こんにちは。D-SCHOOLです。
今夏開催した第2回ジュニアプロコンin静岡にて、高校生ソフト部門で準優秀賞を受賞した渡邉 一博さんにインタビューしました!
ー準優勝受賞おめでとうございます!今回の作品制作の中でこだわった点はどこですか?
ありがとうございます!3Dモデルを加えたりなど色々な箇所をアレンジした点にはこだわりました。今回はテーマが自由だったので、自分の得意なソフト(Unity)で作品を制作できたのが良かったです。
ーモデリングを自分自身で作ったりアレンジを加えるとかなり制作が大変そうな印象ですが、実際制作にはどのくらいの時間がかかりましたか?
100~200時間程度ですね。
ーかなり時間をかけて丁寧に作品制作に取り組まれましたね!ちなみに渡邊さんはいつからプログラミングの勉強を始めたのでしょうか?
小学4年生からです。元々ゲームが好きでプログラミングの体験会に行ったら、自分でゲームを作れることの楽しさに気づき、それからどんどん好きになっていきました。
ープログラミングは勉強しているという感覚ではなく、楽しいからのめり込むような感覚ですか?
それに近いですね!
ーそうするとプログラミングと学校の勉強との両立が難しくなってくると思いますが、どうバランスを取っていましたか?
時期に分けて勉強していました。特に中学生の頃からはテストが近い時は学校の勉強、それが終わればプログラミングの勉強とはっきり切り替えることで両立しました。
ー自分で上手く切り替えて時間管理することでプログラミングの学習時間を確保していたんですね!そういう時間の使い方ができたからこそ、ここまでプログラミングの能力を上げてこられたかと思いますが、どんな経緯でそれが自分に向いていると確信しましたか?
まずはScratch、そしてWolf(RPGゲーム制作ソフト)、Java Script、Unityという順番に勉強していくと世の中にあるものを作れるようになって、自分は向いているんじゃないかなと思いました。自分自身でも勉強していくうちに成果が出ている実感がありました。
ーそんな中で渡邊さんは今後何に挑戦していきたいですか?
AIに興味があるのでPythonに触れてみて、文章を読み取ったり画像を認識するアプリを作っていきたいです!
ー素敵な目標ですね!今後も引き続き勉強頑張ってください!
▲渡邊さんの作品「Invade Enemies」
お母様にもお話を伺いました。
ーお子様がプログラミングにのめり込んだのは体験会がきっかけだったとのことですが、当時その学習自体が珍しかった状況で習わせてみようと決意されたのはなぜですか?
子どもが幼稚園生の頃から色々やらせてみた中で、特にプログラミングの反応が良かったんです。その時「プログラミングをやりたい」と自分から言ってくれたのでやらせてみました。
ーその体験会への参加のきっかけとなったゲームにはよく「教育によくない」など負のイメージがありますが、お母様はゲームに対してどのようにお考えですか?
私はゲームを悪いものとは思っていません。どう付き合うかが肝要だと思います。ゲームはデザインや音楽、プログラミングなどに触れられる機会になり得るので、いかに付き合うかが大事だと思います。ゲームをプレイしている中でその仕組みを知りたいという好奇心に繋がると思います。
ーその後お子様がプログラミングを学習していく中で何か変化はありましたか?
先ほども話していた通り、時間の使い方に変化はありましたね。テストが近い時は学校の勉強に集中し、それが終わるとプログラミングの勉強に没頭していました。
ー今はプログラミングコンテストなどで目に見える形で学習成果が表れていると思いますが、将来はお子様がデジタルの分野で活躍して欲しいという思いはありますか?
そうですね。やっぱり好きなことを仕事にできるのは幸せだと思うので応援したいです!
ーありがとうございます!