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IT教育先進国に学ぼう!エストニア編
こんにちは!D-SCHOOLです!
今回はIT先進国として有名なエストニアについて簡単に紹介していきます!
Skypeが生まれた国としても有名なエストニアは、1991年にロシアからの独立を果たした北ヨーロッパに位置するバルト三国の1つです。独立後は、今後の国家を防衛していくためにも、国としてIT部門を強化し著しい成長を遂げています。そして、現在では「世界最先端の電子国家」の異名を持つほどに。結婚・離婚届、不動産売却を除く行政手続きの99%が電子化され、国民IDで誰もが簡単かつ迅速にオンライン上で各種サービスの利用や電子署名を行うことができます。
また、最近では外国人がエストニアの電子国民になれるe-residency制度も有名です。このe-residencyを使うことで、日本にいながらエストニアに30分で会社を作れたり、銀行口座を開設できたりします。e-residency制度を使って、デジタル上の国民を増やそうという仕組みはとても面白く、日本のマイナンバー制度は、エストニアのモデルを一部参考にしていると言われています。そして、なんとD-SCHOOL函館校の藤澤オーナーも、エストニアの電子国民の1人です!子供たちの様々な可能性を広げていくためにも、大人が最先端なことに触れておくことはとても大事だと藤澤さんはおっしゃいます。
エストニアの教育はどうかと言うと、1997年に政府関連組織「Tiger Leap Foundation」が設立され、学校へのコンピュータ導入やネットワークの整備などが進められました。そして、2012年から政府主導で「ProgeTiiger」というプログラミング教育推進プログラムを開始。対象は小学1年生から高校3年生までで、プログラミングやロボット開発などを通じて、基礎知識・スキルの構築を目指します。カリキュラムはプログラミング言語の学習と理論的思考の習得に重点を置き、どの学年でどのプログラミング言語を学ぶかは決められていません。官民学が手を組んでIT教育の環境を整える一方、IT教育に関しては進学にかかわる試験や評価はしていないのも興味深い特徴です。
海外の最新事情をしっかり収集しておくこともD-SCHOOLでは大切にしていますので、今後もこのような情報をシェアさせていただきます!